MENU閉じる
お問い合わせ
花ごころメディア

花ごころメディア

ホーム花ごころメディア旬の園芸レッスン鉢植えミカン★ 基本のお世話
旬の園芸レッスン
2014.10.02

鉢植えミカン★ 基本のお世話

ろ 旬の園芸レッスン68/鉢植えミカン★ 基本のお世話

1234


肥料やり

常緑樹でたくさんの果実を実らせるので、肥料切れを起こさないようにしましょう。また、鉢植えで育てる場合、水やりごとに肥料成分が流れてしまうので、地植えの場合よりも回数を多く、年に4回与えます(前ページ「栽培カレンダー参照」)。緩効性の固形肥料、または専用肥料がオススメです。

 

ill05

水やり

冬は4〜5日に1回、日中に与え、夏は1日に1回、毎朝たっぷり与えます。柑橘類は夏の高温には強いけれど、水の蒸散量が多いうえ、根が浅く張るので、水分不足にならないように注意!また、葉が肉厚でしおれにくいため、水切れしても気づかず、枯らしてしまう人もいるようです。乾燥防止に、堆肥やバークチップなどでマルチングするのもオススメ。

 

 

 

置場所

なるべく日当りの良い場所で育てましょう。柑橘類はもともと暖かい地方原産なので、冬越しを心配する人が多いと思います。比較的低温に強いウンシュウミカンですが、低温に3時間以上さらされると、葉焼けを起こしたり、花芽がとんでしまうこともあります。マイナス5℃以下になるようなら室内に移動しましょう。また、冷たい北風が吹きつけるようなら、軒下などに移動して防風対策を。

 

植え替え

根詰まり防止のため、1年おきに植え替えを。根鉢を崩さず、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。時期は3月頃がベスト。

 

 

病害虫対策

夏になると付きやすいのが、ゴマダラカミキリムシ。幹からおがくずのようものが出ていたら、卵を産みつけた証拠。穴に針金などを刺し、中の幼虫を捕殺しましょう。また、台風の後にかかりやすい褐色腐敗病にも注意!これは土壌中の病原菌が、台風による浸水や泥はねで果実に付着して茶色くなって腐り、さらに伝染して被害が拡大する病気。鉢植えなら、台風の前に屋内に避難すれば大体防ぐことができます。

 

[Pro's Eye]ミカン 害虫 ゴマダラカミキリヌシ

ご家庭で鉢植え栽培する場合、地植えに比べて病害虫の被害は少ないと思います。ただ葉が薄緑色で若い時は、ハモグリガ(エカキムシ)、ヨトウムシ、アゲハ の幼虫に注意してください。もし見つけたら手で捕殺すればOK。ガーデナーの方は虫に慣れている(?)ので大丈夫だと思いますが、手で触れるのが気持ち悪 いという人は、虫が付いた葉でくるんで潰してしまいましょう。葉は多い方が株のために良いので、葉はできるだけ残すようにしてください。


>次ページは 柑橘フルーツ★お楽しみ術 |1234


関連コンテンツ

お問い合わせ

商品・サービスに関するお問合せは、こちらへ。