ガーデニング川柳/おたより/お庭自慢/編集後記
『ガーデニング川柳・傑作選』
前回アンケートで募集した『夏のガーデニングを振り返って』をテーマにした川柳。今回は選りすぐりの10選をセレクトさせていただきました。もしかしたら、あなたの作品もあるかも…
あちこちと 日差し避けて 鉢移動(北海道/NAGU様)
一房の 初生りブドウが 干しぶどう(東京都/tetoto様)
自分より 植物達に 日焼けどめ(奈良県/川邊由理亜様)
水やりだ 朝から晩まで 水やりだ。。。(愛知県/金魚大好き様)
水をくれ 鉢も私も 叫んでた(山口県/ちょろ様)
日除けの葉 育てるために 日焼けして(茨城都/Tak様)
夏バテは 私と花達 虫だけ元気(千葉県/さくら様)
虫増えて 嫌いになりそう 庭仕事(静岡県/おでんひめ様)
めまいする 花壇の水やり 熱中症(愛知県/norisann様)
猛暑とも 蚊とも戦う 夏ガーデン(栃木県/あんみつ様)
【花咲おたよりコーナー】
「狭い庭ですがとにかく、若い頃から花と緑の植物が無いと生きて行けないほど植物大好きです。40年以上のつる薔薇は、15年前に引っ越しの時も枝を思いっ切り切り、鉢で育てています。私の生き甲斐のコーナーに出会えた事に幸せいっぱいです」(東京都/ハーブ様)
文面からも、どれほど植物がお好きなのかが、ひしひしと伝わってきます。40年前のつるバラを、引っ越しの時にも一緒に連れてくるなんて、なかなかできないことだと思います。一度育て始めたら、とことん大切に長く付き合う—-今回のテーマの宿根草にも言えることですよね。それに、この花咲ライフを「生き甲斐のコーナー」とおっしゃっていただいて、ちょっぴり照れてしまいますが、これからも長いお付き合いをよろしくお願いします。
【私のお庭自慢】
「暑い夏の日の朝、庭に咲いていたバラです。ロードリーオベロンとフォーユアホーム。どちらも大好きなバラです」(静岡県 /伊藤真希様)
猛暑続きだったにも関わらず、美しい花を咲かせてくれたんですね。バラ栽培の成功の秘訣は「夏をどう乗り切るか」にかかっていると言われます。バラも人間と同じで夏バテするんですよね。“伊藤様”のお庭のバラは、夏バテもせず、とっても元気そうですね。夏をこれだけ元気に乗り切ったということは、きっと今咲いている秋の花も素晴らしく美しいんでしょうね。これからも大切に育ててくださいね。
編集後記
前回はじめて編集後記を書いてから早いことでもう半年が経ち、今年も残すところあと一ヶ月です。ガーデニングについて何も知らないところからガーデニングについて色々と教えてもらい少しは植物について詳しくなって来たかも!なんて思っていましたが、「宿根草」のことを「やどねくさ」と読んでしまい笑われてしまい恥ずかしい思いをしました。やはりまだまだ勉強不足ですね。寒い日が続くとコタツで一日過ごしたくなりますが怠けてばかりではいけません。スズランやカンパニュラのように今からしっかり力を蓄えて新しい年を迎えましょう!それでは、また来年!良いお年を!!(イラスト担当:テンゴクヤデザイン 鳥飼)