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みんなの花咲ライフ
2013.12.01

アンケート結果

ttl01 イングリッシュガーデンのブームから注目され始めたとも言われる宿根草。実際にみなさんは育てているのでしょうか?それはどんな宿根草でしょうか?

アンケート結果(1)宿根草を育ててる?宿根草の長所・短所は?

地上部は枯れて休眠しても、数年あるいは数十年に渡って生き続けてくれるのが宿根草。宿根草を庭に取り入れれば、季節感を味わえるし、一年草と違って、毎年植え付けなくてもいいので、ちょっぴり手抜き(?)できるのも嬉しいところです。また、年月とともにどんどん殖えて、庭にナチュラルな表情を生んでくれるのも魅力です。そんな宿根草ですが、みなさんは育てているのでしょうか?今回のアンケートでは、何と85%もの人が育てていらっしゃいました《グラフA》。宿根草と一年草のどちらを多く育てているのかをお聞きすると、「同じくらい」と答えた方が約3割だったのに対し、「宿根草の方が多い人」は、「一年草の方が多い人」の2倍近くいらっしゃいました《グラフB》。この結果からもその人気ぶりがわかりますが、宿根草の長所はどこにあるとお考えなんでしょうか?《グラフC》を見ると、圧倒的多数は「放っておいても毎年花が咲く」という声。確かに宿根草は、普段は忘れていても、まるで初めからそこにあったかのように、時期になるときちんと花を咲かせてくれるのが魅力ですよね。他に、「一年ぶりに会えた時の嬉しさが好き」という声も聞かれました。では逆に短所はどこでしょうか?———最も多かったのは「地上部が枯れてなくなる時期がある」という声《グラフD》。宿根草には常緑のものもありますが、ほとんどは地上部を枯らして休眠する落葉タイプ。それだけに、どうしても地上部が枯れて殺風景になる時期があります。だから、庭やコンテナに宿根草を取り入れる時は、それぞれの開花期を知り、開花期が重ならないものを組み合わせたり、一年草や球根などを組み合わせて、寂しい時期をできるだけ作らないように、しっかりと計画を立てたいですよね。プリント

アンケート結果(2)育てやすい宿根草は?バラと相性の良い宿根草は?

一口に宿根草と言っても、落葉性と常緑性、小型のものや大型になるものもあり、さらに花期も性質も様々です。みなさんに育てやすいと感じる宿根草をお聞きすると、クリスマスローズがダントツの1位でした《グラフE》。クリスマスローズは、花が少なくなる冬の時期から咲き始めるのも魅力。それに、育てやすさも人気の要因のようです。2位以下は、本当に様々な植物名があげられました。また、ヨーロッパでは、庭には必ずと言っていいほどバラが植えられ、バラの美しさを引き立てる宿根草たちも一緒に植えられ、印象的な庭が作られています。そこで、バラ好きが多い花咲ライフの読者のみなさんにも、バラに合うと感じる宿根草をお聞きしました《グラフF》。結果を見ると、圧倒的な支持を集めた植物はなく、とてもバラエティに富んだ結果となりました。でも、わずかながらトップの座を射止めたのは、なぜか、カスミソウ???…もしかしたら、花束など切り花で飾る時にバラに合う植物だと勘違いされたのかも(?)。《グラフG》では、宿根草を選ぶ時に、花だけでなく葉も重視するかどうかをお聞きしました。「葉も重視する」と答えた方は7割近くいらっしゃいました。さすがですね〜!というのも、庭やコンテナをデザインする時、どうしても花だけにこだわって植物を選びがちですが、実は葉っぱもとても重要なデザイン要素なんです。どんなに美しい花を咲かせても、花の時期はいずれ終わります。花が終われば葉っぱだけが残り、庭は緑一色になり面白味に欠けてしまいます。でも、葉にもカラーリーフもあれば斑入りのものもあるし、それに形や大きさも様々。この葉っぱの違いを上手く生かせば、花がなくても見応えのある風景になります。宿根草を選ぶ時には、花だけでなく葉っぱにも目を向けたいですね。109zu02


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