第3回 「培養土」じゃないとダメなの?
第3回は、「培養土」じゃないとダメなの?の疑問に迫ります。
園芸をやっている人には身近な「培養土」ですが、生まれて初めて植物を育てる人は「培養土って何?」「そこらへんの土じゃ、ダメなの?」「どう違うの?」と疑問が湧くことでしょう。
そこで、「培養土」「赤玉+腐葉土」「畑の土」「砂」それぞれで花と野菜を植え、育ち具合を観察してみました。
さて、どんな“なるほど!”が出るでしょうか?
検証1 花の寄せ植えで、育ち具合を比較
「培養土」が一番育ってるね
検証2 野菜で、育ち具合を比較
これも「培養土」が一番育ってるね。
検証3 根はどうなってる?
鉢から植物を出して、根の状態を見てみました。
元気に育てるには、根が伸びないとダメなんだねー
育ったワケと、育たなかったワケ
培養土 | 根が健やかに伸びるよう、通気性、保水性、養分などプロによって考えられた原料が混ぜ合わされているので、よく育った。 |
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赤玉+腐葉土 | 赤玉土は水分&養分をキープし、腐葉土は養分になる。根が伸びる隙間もある。が、赤玉と腐葉土の割り合いがよくなかったので、水切れを起こし、育ちがイマイチだった。 |
畑の土 | 今回の畑の土は粘土質だった。ねっとりした粘土質は、根が伸びる隙間が少なく、排水性も悪いので根が傷み、育ちが悪かった。 |
砂 | 砂は粒子が荒いため、水や養分をキープできない。それらが流れ出てしまったので、育ちが悪かった。 |
「培養土」は、根が伸びて植物が元気に育つよう、考えられた土なんだね。
「培養土」だったら、何でもいいの?
「培養土」といっても、商品によって中身はさまざまです。例えば、肥料が入っていない培養土もありますので、その場合は別で肥料を入れるといった注意が必要になります。
今回の実験に使ったのは「フルボ酸配合花ちゃん培養土」。発売から45年のロングセラー商品です。
花ごころの商品づくりのモットーは、“失敗しない、失敗させない”。
植物を初めて育てる方でも失敗しないよう、プロが原料を選び、配合を考え商品にしています。近年、そこに根の成長を促すフルボ酸と海藻成分が入ってパワーアップしました。
園芸が初めての方にも自信を持っておすすめできる「培養土」です。
「花ちゃん培養土」を選べば、初心者でも上手く育てられそうだね。
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