手軽さと楽しさで大人気!野菜の袋栽培〜パクチー編。
前回の大根の袋栽培セットに続き、今回ご紹介するのは、空前の大ブームが続くパクチーです。ポピュラーになったとはいえ、フレッシュなものは、まだまだ手に入りにくいことも多いので、家庭で育てるのが一番!種や鉢の準備も不要!ベランダのちょっとしたスペースで楽しめます。
“パクチスト”という造語ができるほど、食のブームを引き起こしているパクチーですが、実は、それほど目新しいものではありません。3千年にわたり世界中で利用されているハーブのコリアンダーのこと、と言えば「あっ!よく知ってる!」という人も多いのでは? パクチーは、地中海沿岸地域が原産のセリ科の一年草で、葉は羽状に細かく切れ込みがあり、全草に独特な香りがあります。初夏には白かピンクの小さな花を咲かせ、花後に球形の実をつけます。近年は、タイ料理の代表食材として人気ですが、中華料理では香菜(シャンツァイ)として、ヨーロッパや日本ではスパイスのコリアンダーとして親しまれ、葉だけでなく茎や根、種まで利用されます。また、パクチーはその独特な香りだけでなく、高い栄養価も人気の理由で、特に生の葉は、抗酸化作用の強いビタミンCをはじめとするビタミン群や、ビタミンAの原料であるβ-カロテンなどがたっぷり!中国医学ではデトックス効果があるとされ、まさに美容と健康のための緑黄色野菜として注目を集めています。
強烈で独特な香りがクセになるパクチーですが、その香り成分は乾燥に弱く、ドライにした葉には、残念ながら香りがほとんど残りません。つまり、香りも栄養価も高い生の葉を利用するには、葉野菜のように自分で育てるのが一番なんです!!そこでオススメするのが、花ごころが今回商品化した『We Love パクチー このまま栽培セット』です。種まきから収穫までに必要な肥料成分が配合された培養土(2L)と種、そしてわかりやすい栽培説明書がセットになっていて、鉢や土の準備は不要!これさえあればすぐに栽培をスタートできます。小さな2Lサイズなので、ベランダや玄関先などの狭いスペースでも手軽に育てられます。また、栽培できる期間が長く、種まきから約2カ月で新鮮なパクチーの葉を収穫!その後も何度も収穫でき、最後は種まで収穫できます。種まきから収穫までたっぷりと楽しめて、自分で育てた安心安全なパクチーをまるごと味わえる!大満足の一袋です。
以下でも、袋栽培をご紹介しています。
→春の園芸レッスンVol.66『思い立ったが野菜日和「ぱぱっと袋栽培」』
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