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週刊ラジオトーク
2017.04.26

ペチュニア

今回ご紹介するのは、初心者にも育てやすい春の花壇の定番「ペチュニア」です。品種改良が進み、春から秋11月頃まで、たっぷり楽しめますよ。

 

草丈は、10~30センチで、ドーム状に広がり、一面に花をつけます。花の大きさは3~10センチ、花色は、青色以外の様々な色と模様があり、バリエーションも豊富で、毎年新品種が登場しています。

 

この時期、お店にはたくさんの品種が並びます。枝が間延びしにくくコンパクトにまとまる「ギュギュ」シリーズは、一重咲だけでなく、カーネーションのような八重咲も登場しました。星形の模様がきれいな「ララン・ステラ」シリーズは、朝顔のような表情が「和」の雰囲気も漂わせてくれます。黒に近い濃い紫色が個性的な「エスプレッソトリュフ」。花びらにハート模様ができる「アモーレクイーンオブハート」など、個性的な「ペチュニア」も人気です。

 

お店で苗を選ぶときは、下のほうの葉が黄色くなっていない、葉の色つやが良くてガッシリしたものを選びましょう。株を大きくして花をたくさんつけるには、鉢植えがお勧めです。直径25~30㎝ほどの鉢に1株が目安です。鉢底にはゴロ石の「鉢底石」を必ず入れて、水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。この時、下のほうの根を少し崩しておきましょう。植え付け後はたっぷり水を与えます。

 

そして、ここがポイント、今ついている花や蕾は全部摘み取ります。こうすることで、花へ向かっている栄養をいったん、根や茎や葉に向けさせれば、新しい根が生えやすくなり、環境に馴染み、株がよりよく生長してくれます。花は、これからたくさん咲いてくれるので、最初だけの我慢です。

 

日当たりの良い場所で育て、土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。もう一つのポイントは、定期的に肥料を与えることです。「ペチュニア」は、次々に開花するので、栄養不足になりがちです。液体の「有機プラス100倍液肥」を薄めて水やり代わりに与えると効果的です。咲き終わった花をこまめに摘み取ると、次々に開花します。梅雨に入る頃、半分くらいにバッサリと切り戻しを行うと、夏にはまた株いっぱいの花を楽しめるようになりますよ。

 

来週は、「母の日のお勧めの鉢花」をご紹介します。

 

 


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