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花ごころ園芸レシピ
2013.07.02

アジサイをたくさん咲かせるポイントは?


鮮やかな青の花色を楽しみたいのはもちろんですが、花数が少なかったら寂しいですよね。アジサイでは、よく「花が咲かない」とご相談をいただきます。ここでは、そんなご相談の内容を元に、アジサイをたくさん咲かせるポイントをご紹介しましょう。


旧枝咲き品種も新枝咲き品種も、花後すぐに、花の付いている枝を剪定します。特に、旧枝咲き品種は、夏に伸びて充実した枝に、秋花芽が形成されます。つまり、秋以降の剪定は花芽を切ることになり、次の花が付かなくなります。花後すぐに剪定して、秋に向けてしっかりと枝葉を生長させなければいけません。剪定方法は、緑色の枝の下の方2~3節を残すように切ります。葉の付け根の節に新芽が見えているので、元気な新芽を5~6個残すようにしましょう。新枝咲きは茶色枝の位置で切っても、春に元気な新芽が出てきます。

 

 


青アジサイの青をつくる水は肥料ではなく活力材です。肥料は別途でしっかり与え、枝葉を充実させましょう。花後のお礼肥と、新芽が動き出す前の2月頃が適期です。

 


日陰のイメージが強いアジサイですが、夏の直射日光を嫌うだけで、日光不足では花を付けなくなってしまいます。置き場所は落葉期の冬から春、そして秋はしっかり日光に当たる場所がベスト。特に、秋まで楽しむアジサイを室内に入れたままにしていると、翌年は花付きが悪くなってしまいます。夏以外は、午前中だけでも外に出して、日光浴をさせましょう。また、日本のアジサイ(ヤマアジサイ)と北米原産のアメリカアジサイ以外は、冬の寒さで花芽が傷んでしまうこともあります。寒冷地では防寒が必要です。

 


店頭では小さな花鉢に仕立てられて売られていますが、アジサイは花木の一種です。大きく生長するので、鉢植えは2年に1回を目安に植え替えをしましょう。この時、青花系であれば、未調整のピートモスを混ぜて酸性の土に、ピンク花系であれば、苦土石灰を混ぜて中性~弱アルカリ性の土にしましょう。植え替えの適期は、花後すぐか、落葉期の冬です。また、ギフト用の花鉢は鉢が小さいことが多いので、花後すぐに植え替えましょう。その際には、根鉢は崩さずに優しく扱ってください。


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『果樹・花木の肥料』
リン酸成分を多く配合した有機肥料。アジサイの花付きを良くします。

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ピンク花系アジサイの植え替え時にオススメ。土に混ぜて中性~弱アルカリ性土壌に調整します。


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