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ホーム花ごころメディア週刊ラジオトークアーカイブ2013年ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト
週刊ラジオトーク
2013.07.03

ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト

今回ご紹介するのは、涼しげな白い花を咲かせる「ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト」です。細長い小さな白い花びらが花のように見えますが、これは「苞(ほう)」と言って葉の一種です。花は苞の付け根に小さく咲いています。この白い苞が株一面に咲くので、粉雪をかぶったように美しく「雪華草(ゆきはなそう)」とも呼ばれています。

 

最近は八重咲き品種「ダイヤモンドフィズ」も登場しました。八重の花がポンポンのように房咲きになり、華やかな印象です。

 

繊細なイメージですが、1株でも30cm~40cmにこんもり茂るので見応えがあります。寄せ植えにしても、優しい草姿がどんな草花にもマッチしますから、名脇役になってくれますよ。

 

自然に花ガラが落ちるので、花ガラ摘みの手間がいらない上、夏の暑さに強いので、秋まで次々と開花してくれます。寒さに弱いですが、東海地方でも雪の少ない地域では、冬を越して来年も楽しめます。

 

お店で「ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト」の苗を見つけたら、下の方の葉が黄色くなっていない、葉の色艶の良いもので、株元からよく枝分かれをしているものを選びましょう。土の乾燥に強く、湿った状態にはとても弱いので、水はけのよい「花ちゃん培養土」に植え付けます。鉢底には必ずゴロ石の「鉢底石」をいれて、水はけを良くしましょう。水やりは土の表面が乾くのを待って、たっぷり与えます。日当たりの良い場所に置きますが、猛暑の時はさすがに傷んでしまうことがありますので、真夏は半日陰や、午後から陰るような場所のほうが安心です。長雨や台風の時は、雨の当たらない軒下へ移動させましょう。

 

葉が取れたり、茎が折れると、白い液を出します。皮膚の弱い人は、かぶれることもありますから、白い液には触らないようにして下さい。秋まで次々と開花するので、肥料が不足すると、葉色が薄くなったり黄色っぽくなったりします。ゆっくり長く効く「IBのチカラ」を月1回ペースで与え続けるといいですよ。

 

次回は、星型の花を咲かせる『ツルハナナス』をご紹介します。


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