袋栽培・失敗しない育て方〜その2
タマネギ栽培で注意したいのは、冬の寒さです。寒さで失敗しないためには、低温期に入るまでにしっかりと根を張らせましょう。そのために与える肥料は、タイミングが大切です。『ぷっくりふくらむ たまねぎ村』は、もともと地力の高い培養土なので、肥料は植え付けから3週間後に1回、寒さがやわらいだ3月に1回、計2回だけで十分です。使う肥料は、不足しがちなリン酸成分と、尻腐れ症を予防するカルシウム成分が豊富な専用肥料の『ねぎ・たまねぎの肥料』がオススメです。与え過ぎは逆効果になるので要注意!
春になると勢いよく生長する雑草は、タマネギの大敵です。雑草の根がはびこると、肥料成分を横取りされるうえ、害虫の住処にもなってしまいます。雑草に負けて、生育が悪くならないように、小さい雑草も放置せず、見つけ次第抜き取りましょう。
ある時期になると、タマネギの葉が黄色くなり、一定方向に倒れます。収穫のタイミングは、全体の7〜8割が倒れた頃です。
雨の日を避けて、晴天が続いて土が乾いた日に収穫しましょう。
収穫したタマネギは、2〜3日乾かしてから葉を紐で縛って、風通しの良い軒下などに吊るして保存します。湿気が多い場所は腐りやすいので注意!
数日中に食べる場合は、葉と根を切り落として、冷蔵庫で保管します。