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花ごころ園芸レシピ
2018.09.01

こんな時にも! 『Let’s 苦土石灰』

長く植物を育てて酸性に偏ってしまった土壌の改良はもちろんですが、他にも土の酸度調整を意識したいケースがあります。そう!こんな時にも『Let’s 苦土石灰』が役立ちます。


■酸性に弱い植物の場合■
多くの植物が弱酸性を好みます。でも中には、酸性に弱い植物、逆に強い植物もあります。酸性に弱い植物の場合は特に、土壌の酸度を意識し、酸度調整のための『Let’s 苦土石灰』を定期的に使用するのがオススメです。

〈酸性に強い植物〉 〈酸性に弱い植物〉
・カスミソウ
・ガーベラ
・ジャーマンアイリス
・ダリア
・ゼラニウム
・サボテン
・サクラ
・ツバキ
・ライラック
・エンドウ
・ナス
・パセリ
・ホウレンソウ
・レタス
・スズラン
・カラー
・キキョウ
・コリウス
・アナナス
・シャクナゲ
・ツツジ
・ブルーベリー
・ジャガイモ
・サツマイモ
・カボチャ

 

 

■アジサイの場合、酸性ORアルカリ性?■
日本のアジサイの花は、アントシアニン系色素を持っていることが多く、土の酸度で花色が変わることは有名で、酸性土壌で青色が、アルカリ性土壌でピンク色が美しく発色します。青とピンクの中間で<濁った色>とも言われる紫色もキレイですが、本来の花色をしっかりと発色させたい時は、土の酸度調整をするのがオススメ。ピンク色を発色させたい場合は苦土石灰が有効ですが、青色をしっかりと発色させたい場合は、酸度未調整のピートモスを土に混ぜると効果的。白色の花は、土の酸度は影響しません。

 

■適切に肥料をやっているのに、効き目を感じない場合■

土が古く強い酸性に偏っていると、肥料を与えても、リン酸成分が土に固定されてしまい、植物の根が吸収できません。また、微生物の働きも弱くなっているので、有機質肥料などはなかなか分解されません。肥料を与えているのに、花付きや実付きが悪い、葉色が全体的に悪いなぁと感じる時は、土の上に少量の苦土石灰をまいてみてください。これで改善されることがありますが、これはあくまでも一時的なものなので、時期を見て、しっかりとした土壌改良を行いましょう。


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