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週刊ラジオトーク
2014.05.28

カルミア

今回は、ご紹介するのは、「カルミア」です。ツツジ科の常緑の花木で、樹の高さは1mから品種によっては、5mほどになります。蕾が金平糖のような形で、咲くと五角形のお星さまのような可愛らしい花です。花の大きさは2センチほどしかないのですが、満開になると木全体を覆うほどに花をつけるので、とても見ごたえがあります。花色は白、ピンク、赤、赤紫色とあり、花に模様が入るものもありますし、1本の木で白と濃いピンクの2色を楽しめる品種もあります。

 

葉は長細い先の尖った楕円形で、厚みがあり、光沢のある深い緑色です。お店で選ぶ時は、葉の色つやがよいものを選びましょう。

 

花が咲いていたら、花が咲き終わるまで待ってから植え付けて下さい。日当たりの良い場所を好みますが、西日や夏の直射日光が嫌いです。夏場に半日陰になるような風通しの良い場所が最適です。無ければ、移動できる鉢植えもおススメです。カルミアは樹が若いうちからよく咲いてくれるので、鉢植えでも十分に楽しめます。寒さには強いですよ。

 

土は、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」です。根が細く傷みやすいので、根は崩さずに優しく植え付けましょう。鉢植えなら、底にゴロ石の「鉢底石」を入れて、水はけを良くし、植え付け後は、たっぷりと水やりをします。その後は、土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。ジメジメとした土は嫌いですが、根が細いため、極端な乾燥にも弱いので、夏場の水やりには気を付けて下さい。花を楽しんだら、来年のために、大切な作業があります。それは、早めに、花のついている枝を元から切り取る剪定作業です。花をつけたままにしておくと、種を作ろうとして栄養がとられてしまい、 夏までに十分な枝の生長が出来ず、来年の花芽が出来にくくなってしまいます。特に「カルミア」は、花をたくさんつけるので、木に負担がかかります。

 

そして、お礼肥として、有機質を含んだ「果樹・花木の肥料」を与ておきましょう。これをしないと「隔年結果」といって、一年おきの開花になりやすいんです。剪定は、花後直ぐ!と覚えておくといいですよ。

 

来週は、「バラの花後」のお世話についてのご紹介です。


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