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週刊ラジオトーク
2014.05.21

ムーンライトフレグランス

今回は、夜に花開いて、不思議な甘い香りを漂わせる「ムーンライトフレグランス」です。ちょうど今の時期に、花を咲かせ、6月中旬頃まで楽しめます。香りは、トロピカルなイメージで、アーモンドとバニラを合わせたような甘い香りなどと表現されます。

 

日中は、花が半開きになっていて、花びらの表は白く、裏は赤紫色です。そのコントラストが可愛らしい雰囲気なのですが、昼間は香りません。そして、夕方から花が開き始め、夜になると全開になり、月の光に当たって、闇夜に白い花を浮かびあがらせながら、香りを放ちます。香りは、だんだん強くなり、夜中にピークを迎えます。1つの花が、昼と夜では、全く違った印象になるのがミステリアスで魅力的です。

 

1つの花の大きさは2センチほどで、草丈は20~50cmです。夏の暑さに弱く、日本では一年草として扱われていますが、最近は、暑さにも比較的強い多年草品種も登場しているようです。お店では、花がたくさんついているもので、下の方の葉が黄色くなっていないもの、葉の色つやが良いものを選びましょう。

 

日当たりの良い場所を好みますが、多年草品種を翌年も咲かせるには、夏場に、半日陰になる風通しの良い涼しい場所に植えるか、鉢植えにして、移動できるようにしておいた方が安心です。鉢底には必ずゴロ石の「鉢底石」を入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。開花期なので、根は崩さず、優しく扱います。

 

水やりは、土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。乾燥にはあまり強くないので、気を付けましょう。肥料は、秋になるまで必要ありません。

 

昼間は日光にしっかりと当てて、夜は真っ暗な場所で楽しむ。2つの表情を楽しんでください。横に広がっていくので、ハンギングバスケットにも向いています。窓を開けて過ごせる時期ですから、ベランダにバスケットを吊るして、夜、香りを楽しみながらくつろいでみてはいかがですか?

 

来週は、金平糖のような形の花を咲かせる「カルミア」のご紹介です。


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