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週刊ラジオトーク

万両

2013.01.04

今日は、元日ですからおめでたく、『万両』をご紹介しましょう。
冬に赤い実がたくさんつくことから、商売繁盛、金運向上などの繁栄の象徴として、江戸時代からお正月の縁起物とされてきました。
お正月飾りだけでなく、お庭で育てている人も多いと思います。

 

「千両」と「万両」はよく似ていますが、千両は葉の上に実がつき、万両は葉の下に垂れ下がるように実が付きます。
「万両」には、赤や白の斑入り葉の品種、縮れた葉や丸い葉など様々な品種があり、カラーリーフとしても楽しめます。
赤みを帯びた葉が美しい「紅孔雀(べにくじゃく)」。
丸い葉に白の斑が入る「玉孔雀(たまくじゃく)」。
それに、赤ではなく白い実をつける品種もあります。

 

「万両」は、前の年に伸びた枝先に、花になる芽がつき、夏頃に花が咲きます。
つまり、今、実がつている枝よりも上にある枝の枝先に、来年用の花芽がついていると思ってください。
ですから、お正月用に実のついた枝を全て切り取ってしまったり、お正月が終わってバッサリ枝を切って剪定してしまうと、来年は実を楽しめなくなります。
上に伸びすぎて邪魔に感じるという場合だけ、来年の実をあきらめて、剪定してください。

 

切る場所はどこでも大丈夫です。
切った脇から、春には新芽が出てきます。
切り戻すと、枝数も増えますし、若返りますから、長く育てていて株に元気がないと感じる場合も、思い切って切り戻してみましょう。
またこの時期は、雪や霜、寒風にあたり過ぎて、既にできている花芽が枯れてしまうこともあります。
特に、お正月用に購入したばかりの寄せ植えや鉢植えは、春まで、雪や寒風の避けられる軒下に移動しておくのが安心です。

 

3月頃から新芽が出るので、寄せ植えにしている場合は、3月には寄せ植えからばらして、1鉢に植え替えるか、庭へ植え付けましょう。
根をあまりいじってしまうと弱るので、根は崩さず、優しく扱います。
直射日光の当たらない明るい日陰で育てて下さい。
ポイントさえ押さえて育てれば、初心者でも毎年、縁起のいい「万両」の実が楽しめますよ。

 

次回も縁起よく『金のなる木』をご紹介します。