クローバー四方山話

よつば

四葉のクローバー探し・・・

なんて言ったら、小春日和の野で寝ころんで、不意に見つけてちょっと幸せ気分に浸れる瞬間。

シロツメクサの開花は早春ですが、寒いこの時期から葉っぱが立って来ています。

シロツメクサは、マメ科シャジクソウ属の多年草。

別名：クローバー、オランダウマゴヤシ(和蘭馬肥)

ヨーロッパ原産の帰化植物で、シロツメクサ(白詰草)の名前の由来は、江戸時代にオランダから持ち込まれたガラス製品の包装に緩衝材として詰められていたことに由来します。

このシロツメクサは根粒菌の作用により土壌に窒素を固定するので、土地を肥やしてくれる植物として緑化資材にも用いられている植物になります。

基本の小葉の数は三枚で、元々はキリスト教において「父と子と聖霊」の三位を表し、それがひとつの軸にまとまっているので「三位一体」の象徴として布教に用いられたと言う事です。

さて、そんなクローバーですが、極稀に基本の三つ葉では無くて、四つ葉のクローバーが出現する事があります。

よく見つけた人には幸運が訪れるという言い伝えがあります。

珍しいと言うのもあるのですが、国や地方にもより多少違いがありますが、それぞれの小葉には「希望・誠実・愛情・幸運」を象徴しているとされる言い伝えから来ている物だと思います。

あとはキリスト教で用いられる「十字架」に似ているとか・・・。

そんな幸運をもたらしてくれると言われる四つ葉のクローバーですが、ではその発現率と言うのはどの位なのかな？

と言う事で調べてみたら

１/１０万・・・

この数値の科学的、統計的裏付けは見つけられなかったのですが、クローバー畑で片っ端から調べた人によると・・・１/１万と言う数値を出している。

あれ？？？私・・・何時も意外とすんなりと見つけられるのですが、逆に最近周りの人に「探してても未だに見つけた事が無い！」と仰る方が多いのに驚いています(笑

ちなみに四つ葉以上のクローバーもあり、それぞれに

五つ葉：金運・富をもたらす。商売繁盛や金運上昇。
六つ葉：地位・名声をもたらす。昇進や勝利祈願等。中国では「万事順調」のお守り。
七つ葉：持ち主をあらゆる邪霊から守ってくれる
八つ葉：お金持ちになる。
九つ葉：幾久しく物事の極みを表し、「久」と同じ音をもつところから、幾久しくという意味を持つものと尊ばれる。

となっている様です。

九つ葉以上もあったのですが、ここでは割愛します(笑

逆に少ない葉の数は？

となると、不幸をもたらすとか言われる方がおりますが、ここは前向きな言い伝えで

一つ葉：困難に打ち勝つ合格祈願、勝利祈願などのお守り。
二つ葉：素敵な出会いを招く縁結び祈願。

と、なっております。

と言う事で、なんの気の無しにクローバー探しをしていると

いつつば