2019年11月20日花ごころ本社(名古屋市)において、第3回「造園向け土壌改良勉強会」を開催いたしました。
東海地区を中心に遠くは京都から、38名の公園管理や造園に携わっている方々にご参加いただき、日ごろ扱う「土」について理解を深めていただきました。
いい「土」とは?
はじめに、花ごころ研究開発リーダー向が「腐植(ふしょく)と微生物を中心とした土壌改良」というタイトルで
・いい土とは、どんな土なのか?
・微生物の重要性
・いい土づくりのポイント
・炭素と窒素の好バランス
・腐植(ふしょく)物質とは?
・腐植(ふしょく)で植物を管理しやすく!
といった内容でお話しいたしました。
「腐植資材を活用した土づくり」実例紹介
花ごころ土壌改良事業担当の村田は、「腐植資材を活用した土づくり」の実例紹介を。
2016年に着手したレオマワールドのバラ園、2017年に手がけた名古屋市庄内緑地公園バラ園の土壌改良成功例を紹介しました。
資料の最後には、スグに実践で役立てていただけるよう、「目的別土壌改良の基本パターン」を掲載しました。
参加者様に感想を聞きました
<名古屋市みどりの協会荒子川公園の細江様>
どうしてもラベンダーが枯れる花壇があるんです。毎年植え直しています。
土が原因なんだろうなぁと漠然と思っていましたが、今日の話を聞いて、土壌改良や腐植物質が大事なことが分かりました。
一度、土の分析をしていただきたいと思いました。
<名古屋市名東区 有限会社 庭工房 小沼様>
勉強されているお客様から「うちの土は良いですか?」と聞かれることがあって、土の知識を付けておきたかったので参加しました。
山砂だけの花壇では、やはり花つきが悪いので、土にもお金をかけないとダメだなぁと改めて思いました。設計の段階から土づくりの提案が出来たらと思います。
村田さん資料の「目的別土壌改良の基本パターン」が参考になりました。
◎次回開催は、2020年7月頃の予定です。参加ご希望の方は、お問合せフォームよりご連絡ください。
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