2019年11月、花ごころは新商品『有機プラス液肥』を発売しました。
『有機プラス液肥』は、トウモロコシ由来の100%有機態窒素にカリ成分を配合した液肥で、野菜から花まで、全ての植物にお使いいただける肥料です。
肥料には「固形」と「液体」があります
園芸売り場に行くと、「固形肥料」と「液体肥料」があることが分かります。
一般的に「固形肥料」より「液体肥料」の方が、効果が早く現れます。
「液体肥料」の方が、成分が水に溶けた状態になっていて、根が吸収しやすいからです。
私たちが固形物は咀嚼が必要で、液体はすぐ飲み込めるのと似ています。
肥料には「化成肥料」と「有機肥料」があります
肥料の種類は、ほかに「化成肥料」と「有機肥料」に分かれます。
「化成肥料」の原料は、空気中の窒素や鉱物などの無機物です。
植物の栄養となるのは、窒素(N)ですが、化成肥料が含む窒素は、分子が小さく吸収されやすい硝酸態窒素です。そのため効き目が早く現れます。
ただし、吸収が良いぶん持続性は低いのが特長です。大量生産が可能なため、安価であることも利点です。
「有機肥料」の原料は、植物性または動物性の有機物です。
有機肥料は通常、微生物の働きによって、時間の経過とともにタンパク質、アミノ酸へと、様々な過程を経て、植物の根が最も吸収しやすい硝酸態窒素へと分解されていきます。
そのため、効果が現れるまで時間がかかります。ただし、ゆっくり吸収されるぶん持続性は高いのが特長。
また、有機肥料は微生物によって分解されるので、その際に出す分泌物の効果で土壌中に団粒構造が形成される結果、保水性や透水性が良くなる土壌改良効果があることも大きなメリットです。
「液体」で「有機」の『有機プラス液肥』の効果は?
『有機プラス液肥』は、「有機肥料」だけれど「液体」のため、固形有機肥料より、早く効果が現れます。
また、肥料効果が長持ちし、さらに土壌改良効果も期待できます。
液肥と有機のイイとこ取りをした製品なのです。
まだある『有機プラス液肥』の魅力!
『有機プラス液肥』の魅力は、まだあります!
それは、『有機プラス液肥』に豊富に含まれるアミノ酸です。
アミノ酸というのは、窒素と炭水化物が合成されたもの。
通常植物は、無機の窒素と、光合成によって作られた炭水化物によってアミノ酸を作っています。
でも、直接アミノ酸の状態で取り入れることができれば、炭水化物をアミノ酸の合成に使わなくてもよくなります。
つまり、炭水化物が節約できるわけです。節約できた炭水化物は、実や葉に回って、植物の細胞の外壁を堅牢にして病害虫に強くなったり、糖度や栄養価が上がったりといった効果をもたらします。
アミノ酸がたっぷり入った『有機プラス液肥』は、たくさんのメリットが期待できる肥料なのです。
家庭菜園に使って、美味しい野菜を!
『有機プラス液肥』を、ぜひ家庭菜園で使ってみてください。
天然素材を原料とした安心な肥料で、美味しい野菜が作れますよ。