丸い体は泰平の証 極プリッ!『家康ナス』
苗の特徴と育て方
テリのある美しい黒紫色!どっしりとしたまんじゅうのような形!とてもユニークなナスです。果皮は薄く、果肉は白色で肉質は緻密なので、煮る、焼く、蒸す、揚げる…どんな料理法でも美味しくいただけます。耐暑性に優れているので夏バテ知らず!着果性も良く、ビギナーさんでも、秋までたくさんの収穫が楽しめます。
鉢植えなら10号鉢(直径30㎝)で1本、野菜用の大型プランターなら2本が目安。(地植えにする時は、株間を50㎝ぐらいあける)
連作障害が出ないように、土は新しい培養土(『花ちゃん野菜の培養土』など)を使いましょう。鉢栽培には、鉢底に必ずゴロ石(『くり返し使える鉢底石』など)を敷きましょう根鉢を崩さないように、苗の土の肩が同じ高さになるようにします。
植え付け後は水をたっぷりと与えます。土の乾燥に弱いので、ワラやバークチップ『コンテナガード(S・M)』などで土表面を覆うマルチングがオススメです。
元肥について…元肥入りの『花ちゃん野菜の培養土』を使えば、植え付け時の肥料(元肥)は要りません。
追肥について…植え付け後2週間経ったら、追肥をスタート。3週間に1回のペースで『有機化成肥料』を与え続けます。生長期間が長いので、肥料を忘れないように。
支柱立て…高さ1mほどのしっかりとした支柱を立て、ビニールひもなどで茎と支柱を8の字に、ゆるめに結んでいきます。
整枝…最初に花のついた枝を主枝にし、その下の節から出ている2つの脇芽を側枝として、三叉仕立てにします。
芽かき…側枝以外の下の方の脇芽は、小さいうちに手でかき取ります。
1~3番目についた実は早めに収穫。その後は、実が大きくなり過ぎないうちに収穫します。
実に近い葉を取り除き、しっかりと実に日が当たるようにすると、果皮のテリが良くなります。
真夏は夏バテ防止を兼ねて、夕方にたっぷり葉に水をかけてあげると効果的。
酷暑になり実つきが悪くなったら、更新剪定をします。全ての枝を1/2~1/3くらいに切り詰めます。9月になり暑さがやわらぐ頃、新芽が出てきて、秋の収穫が楽しめるようになります。肥料やり(追肥)も続けましょう。