定期的に行いたい。バラの植え替えのコツ
ご存じの通り、バラは肥料食いです。特に、鉢で育てていると、土の劣化は早くなります。植え替えはできるだけ毎年、最低でも2年に1回は行いましょう。
植え替えの下準備として、まず葉を全部むしり取ります。次に、花や蕾がついていれば切り取り、枝先も5~10cmぐらい軽く切り戻します。枯れた枝なども切り取りましょう。こうすることで、植え替えの際に根を切っても、地上部の水分の蒸散や芽の生長が抑えられるので、根に負担がかかりません。
何年も植え替えをしていない鉢や、地面に直接置いていた鉢は、鉢底の穴から根が出てしまっていることがあります。植え替えの時に、そのまま株を引き抜こう とすると、大切な根までちぎれてしまうので注意!鉢底から出ている根はハサミで切り取りましょう。また、鉢の中で根がグルグルととぐろを巻いて固まってい る場合は、鉢から抜いて、底に十字の切れ込みを入れ、裂くようにほぐします(古い土もできるだけ取り除く)。太い根を残し、細い根を取り除いておくと、春に新しい根毛が出やすくなります。
植え替えの手順は、2Pの「鉢への植え付け方」と同じです。剪定は、植え替えて2週間待ってから行いましょう。2週間もすれば、根も回復しているので、剪定による傷口もふさがりやすくなり、負担が少なく済みます。
『バラの肥料』
海藻成分が根を丈夫に育てます。まきやすいペレットタイプで、元肥にも追肥にもオススメ。
『抗菌マイスターのバラの活力液』
バラを元気に育てる環境づくりをサポート。元気がないと感じた時に葉や茎に直接噴霧。
『バラ専用マルチングチップ』
株元に敷くことで、乾燥・雑草・病気を予防。使用後は土壌改良材として土に混ぜ込めます。