しっかり根付かせる!バラ苗の植え付けポイント
しっかりと根付いたバラは、病害虫にあってもなかなか枯れません。本来バラは、とても丈夫な植物なんです。ここでは春までにしっかり根付かせるための、失敗しない植え付けポイントをご紹介します。
苗選び
良い苗は「枝が太く、株がしまったもの」というのが条件ですが、初心者にはわかりにくいかもしれません。そこで、少々見方を変えて「失敗ではないもの」を選ぶようにしましょう。例えば、今のバラは、接ぎ木と言って、病気に強い別のバラを台木にして、綺麗なバラを接いでいます。接ぎ木部分にはテープが巻いてあるので、その部分がグラグラせず、しっかりくっついていることを確認しましょう。また、前年の売れ残りが売場にあることもあります。その場合、枝が緑色の若い色ではなくて、樹皮の様な灰色っぽい茶色になっています。初めてのバラ選びでは、こういったものは避けるのが無難です。良い苗を選ぶのは難しくても、失敗作(?)を見極めるのは意外と簡単です。
土としっかりなじませる
植え付けの際には、土と根の1本1本がしっかりと触れ合うようにします。鉢植えなら、支柱ぐらいの太さの棒を用意し、棒を土に挿すようにして根の周りに土を入れ込みながら、しっかりと土を入れていきます。地植えなら、踏み固めるくらいにします。そして、最初の水やりは、水たまりができるぐらいたっぷりすると、水が浸み込むのと同時に隅々まで土が行き渡ります。水やり後に土が陥没していたら、さらに土を足します。ただし、接ぎ木部分は絶対に土に埋まらないように注意しましょう。
水をやり過ぎない
春までは葉がないので、水をやってもあまり吸い上げません。そのため、土の中に水が残り、常に湿った状態になりやすく、根が腐ってしまうこともあります。植え付け直後は水たまりができるぐらいたっぷりと与えますが、その後は、地植えの場合、土が湿る程度で十分。鉢植えの場合は、鉢底の穴から水が流れ出てくるのが目安です。水やりの間隔も毎日ではなく、土の表面がしっかり乾くのを待って与えましょう。
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