オリーブはモクセイ科に属する常緑の中高木。しなやかな枝を彩る細長い形の葉は、表が光沢のある緑色、裏が銀色を帯びていて、風に揺れて輝く姿が美しく、とても人気のある果樹です。地中海沿岸で多く栽培されていて、基本的には温暖な気温を好みますが、意外と寒さにも強く、冬にマイナス10℃を下回らなければ、関東以西なら庭植えでも十分に冬越しできます。また、環境が合えば、樹高は地植えで5～10メートル以上、樹齢は1000年を越すものもあるそうです。もちろん、鉢植えでコンパクトに楽しむこともできます。意外と育てやすく、スタイリッシュな姿を楽しめるオリーブですが、「実をつけるのは難しい」という声もよく聞きます。どうせ育てるなら、観葉植物のように美しい葉を楽しむだけでなく、果樹なんだから秋にはたくさんの実も楽しみたいですよね。もちろん、きちんと管理すれば、庭植えだけでなく、鉢植えだって十分な収穫を楽しめます！管理のポイントはいくつかありますが、第一のポイントは肥料やりです。

特に肥料を与えなくても、オリーブの美しい葉を楽しむことはできるので、ついつい肥料やりを忘れがち。でも、たくさんの実をつけるには、肥料やりは欠かせません。肥料は頻繁にたくさん与えるのではなく、適切な時期に適量を与えることが大切。また、根が元気に育ち、根張りの状態が良いことが、実付きをよくするための条件です。花ごころがオススメする『オリーブの肥料』は、根張りを良くする海藻成分を含む有機質たっぷりの専用肥料。オリーブの根は土の上に出てきてしまうほど根が浅く張るため、肥料あたり（肥料やけ）しやすい性質です。花ごころの『オリーブの肥料』は、肥料あたりを極力少なくするために、有機質原料を一度発酵させているので安心！花付き実付きをアップさせるリン酸成分も豊富です。また、オリーブ栽培農家さんの施肥状況を参考に、たくさんの実を収穫するための施肥時期と施肥量を分析。初心者の方でも確実な肥料やりを行えるように、パッケージには鉢の大きさや樹齢に合った、効果的な施肥方法を記載しています（2頁参照）。オリーブにぴったりの肥料で、適切な肥料やりを行えば、秋には丸まるとした果実を楽しめますよ。

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