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花ごころ園芸レシピ
2014.03.01

実付きを良くする、その他のポイント

花ごころ園芸レシピ vol.71 実らせたいなら、肥料が決め手!

肥料やり以外にも、オリーブの実付きを良くするポイントがあります。ここでは、そのいくつかをご紹介しましょう。

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苗選びについて

オリーブは自家受粉しにくい性質があるので、1本だけで育てるよりも、違う品種をもう1本、近くで一緒に育てる方が実付きが良くなります。また、小さい苗は実を付けるまでに年数がかかるので、早く収穫を楽しみたい場合は、7号鉢以上の苗(さし木から3〜5年の苗)から始めましょう。品種によって、実付きはもちろんですが、耐寒性や耐風性なども違うので、栽培する環境に合ったものを選びましょう。

代表的な品種
花ごころ園芸レシピ vol.71 オリーブの代表的な種類 ネバディロ・ブランコ 花ごころ園芸レシピ vol.71 オリーブの代表的な種類 ミッション 花ごころ園芸レシピ vol.71 オリーブの代表的な種類 マンザニロ 花ごころ園芸レシピ vol.71 オリーブの代表的な種類 ルッカ
ネバディロ・ブランコ
耐寒性があり、枝葉が茂りやすい。花粉が多いので、他の品種に受粉させるための木としても重宝する。
ミッション
耐寒性があり、スリムな樹形なので鉢植えにしてベランダでも楽しめる。先が尖った果実はかわいらしいハートのような形にも。
マンザニロ
育てやすくて実付も良い、世界中で最も栽培されている人気品種。小さなリンゴのような丸い実をつける。
ルッカ
育てやすく、小ぶりな実をたわわにつける。生育旺盛で生長が早く、オリーブらしい樹冠を楽しめる。
花ごころ園芸レシピ vol.71 オリーブの代表的な種類 シプレッシーノ 花ごころ園芸レシピ vol.71 オリーブの代表的な種類 フラントニオ 花ごころ園芸レシピ vol.71 オリーブの代表的な種類ピアクル
シプレッシーノ
耐風性があるので、風の強い場所に向く。スリムな樹形で、若いうちから実がなりやすい。
フラントイオ
イタリアのトスカーナ地方で主に栽培されている品種で、果実は高品質のオイルがとれる。生育旺盛で、枝葉を広く伸ばす。
ピクアル
1本でも実がつきやすく、生育旺盛。果実は完熟すると光沢のある黒色になり、質の高いオイルがとれる。

 

水やり

地中海沿岸に育ち、乾燥に強いイメージがあるオリーブですが、乾燥し過ぎると花実を落としてしまいます。冬場でも注意が必要です。冬場は生長が止まっているように見えますが、木の内部では花芽をつくる準備が着実に進んでいます。この時期に水切れを起こすと、花付き・実付きが悪くなります。鉢植えは特に注意して、土の表面が乾いたら、鉢底の穴から水が出てくるまでたっぷりと与えましょう。

剪 定

放任されがちなオリーブですが、枝葉が混み合ってしまうと、実付きも悪くなります。また、病害虫の被害にも遭いやすくなります。木の内側までしっかりと日が当たり、風通しを良くすることで、充実した枝が伸びて、実付きが良くなります。枯れ枝や株元から出てくる若芽(ひこばえ)は切り取り、木の中心に向かっている枝や、混み合っている枝を適宜間引くようにしましょう。

花ごころ園芸レシピ vol.71 オリーブの剪定


花ごころ園芸レシピ vol.71 オリーブの肥料【花ごころのおすすめ商品】
『オリーブの土』
原産地の土壌を考慮し、オリーブが好むカルシウム成分を配合。根からしっかりと育てます。

『きれいな鉢底石』
水はけが良い土を好むオリーブの鉢植えには必須です。

『コンテナガード(ホワイトストーン)』
土表面を覆うことで、オリーブの鉢植えの美しさを際立たせます。


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