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週刊ラジオトーク
2017.02.15

クリスマスローズ

今回、ご紹介するのは、“冬の貴婦人”などと呼ばれ、この時期に美しい花を咲かせる「クリスマスローズ」です。寒さに強い花で、うつむき加減に咲く姿が清楚で美しく、高い人気を集めています。

 

「クリスマス」という名前がついていますが、クリスマスに咲くのは「ニゲル」という早咲きの品種でその他の品種は、今頃、2月頃から咲き始めます。ちなみにバラの仲間ではなく、キンポウゲの仲間です。

 

「クリスマスローズ」の草丈は10~50㎝くらいで、花色は、白、黄色、ピンク、赤紫、緑、それに黒に近い赤色などがあります。グラデーションがかったものから、縁取りの入るもの、小さな斑点が散らばるものなどがあり、花びらも一重のものから、何枚も重なる八重咲きあります。また、下向きに咲くものだけでなく、上向きに咲くものもあるので、様々な表情を楽しめます。

 

お店では、葉の色艶がよく、しっかりとした葉が数枚ついているものを選びましょう。小さなポット苗もありますが、開花までに1~2年はかかってしまいます。植え付けは、咲き方をチェックして決めましょう。下向きに咲くものをお庭に植えてしまうと、花を見るのにのぞき込むのが大変です。鉢植えにすれば少し高い位置に置いて楽しめますよ。お庭に植え付ける時は、冬は日当たりが良く、夏に半日陰になる場所を探しましょう。寒さに強いですが、暑さは苦手です。夏場は、直射日光の当たらない涼しいところがベストです。

 

鉢植えにする時は、一回り大きな鉢を用意して、底にゴロ石の「鉢底石」を入れ、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。この時は、株元から新芽がたくさん覗いていると思います。その新芽が少し顔を出すくらいの深さに植え付けます。土の中に深く埋めてしまうと、新芽が腐って弱ってしまいます。

 

水やりは土の表面が乾いたら、たっぷりです。生長期なので、冬でもしっかりと水やりをします。花は長く楽しめますが、種をつけると負担になってしまい、新しい花が咲きにくくなってしまうので、咲き終わった花は摘み取りましょう。 丈夫で育てやすいので、初心者でも毎年花を楽しめますよ。

 

来週は、失敗しない「ジャガイモの育て方」をご紹介します。


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