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週刊ラジオトーク
2017.12.23

ローズマリー

今回は、ハーブ「ローズマリー」です。肉料理や地中海料理、フォカッチャというパンなどにもよく使われ、松葉のような細い葉が枝を覆うようについていて、針葉樹に似た爽快な香りのするハーブです。2月頃から、紫やピンク、白、水色などの小さな花が枝に連なって咲く姿も楽しめます。

 

クリスマスのチキンやターキー、煮込み料理などにも使えますし、料理だけでなく、薬用や美容など、幅広く利用できます。香りは、頭をスッキリリフレッシュさせてくれますよ。

 

ローズマリーを育てる時は、育てる場所や用途に合わせて選ぶことが大切です。枝が真っ直ぐ上にのびるタイプと、這うように地面を覆うタイプ、その中間と3つのタイプがあります。狭い場所で育てたり、クリスマスツリーを作るなら、枝が真っ直ぐ上に伸びるタイプで、濃い青色の花がきれいな「マリンブルー」などがオススメです。高さのある花壇やちょっとしたスペースを覆いたいなら、這うように伸びて小さめの葉が美しい「ハンティングカーペット」がいいですよ。

 

葉の色艶がよく、下の方の葉が黄色くなっていないものを選びましょう。日当たりの良い場所であれば、荒れ地でも育つほど乾燥には強いのですが、土が常に湿った状態が苦手です。鉢植えで育てる時は、鉢底にゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。

 

枝は、いつでも切って、利用できます。新しい枝は香りがよく、古い枝は香りが落ちてきます。長く育てていると、根元近くの枝が「木質化(もくしつか)」と言って、茶色く老化した状態になって、新芽が出にくくなります。今なら、古い枝を切りとってリースにしたり、全体を刈り込んでツリーに仕立ててみてもいいですね。

 

来週は、人気の洋ラン「シンビジウム」です。


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