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週刊ラジオトーク
2015.08.26

ケール

今回は、青汁でお馴染みの「ケール」です。ケールはキャベツやブロッコリーの原種と言われ、ケルト人が最初に栽培したことから「ケール」と呼ばれるようになったそうです。

 

生命力が強く、一年中栽培できる栄養価の高い緑黄色野菜なので、青汁の原料として使われるようになりました。食物繊維が豊富で、βカロテンの含有量は緑黄色野菜の中でもトップクラス。また、「ルテイン」という、眼病の予防や改善に有効な抗酸化物質が多く含まれているので、「天然のサングラス」とも言われて、注目されています。

 

甘みが強く家庭菜園用に品種改良された「青汁用ケール」は、まさに青汁向きですが、葉が柔らかい「サンバカーニバル」なら、サラダや焼き肉のサンチェ代わりにも使えます。葉がしなやかで切れ込みが深く、軸がピンクを帯びていて美しい「ロシアンケール」。葉が細く表面に縮れがあるユニークな形の「黒キャベツ」は、イタリアの伝統野菜。キャベツのように結球し、ちりめん状に縮れた葉の「サボイキャベツ」は、フランスの煮込み料理によく使われます。

 

ちょうど今頃は、園芸店に苗が並ぶ時期です。本葉が3~4枚は育っている、葉の色艶の良いものを選びましょう。野菜用の深さのあるプランターを用意して、底にゴロ石の「鉢底石を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん野菜の培養土」で植え付けて下さい。

 

一度野菜を育てた土を再利用する場合は、リサイクル剤を土に混ぜて、土を健康な状態に戻してからにしましょう。「わたしの野菜のたい肥」なら、古い土に混ぜて直ぐに植え付けができるので安心です。

 

苗を植え付けたら、たっぷりと水やりをして、風通しの良い日当たりの良い場所で育てましょう。植え付けて1ヶ月経ったら、有機質たっぷりの肥料「土に優しい健康野菜の肥料」などを定期的に与えましょう。本葉が20枚以上、草丈が50~60㎝になったら、収穫スタートです。大きく育った葉から順に摘み取っていきましょう。

 

来週は、「バラの台風対策」をご紹介します。お楽しみに。


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