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週刊ラジオトーク
2015.08.19

ミント

今回は、ハーブの王様と言われる「ミント」です。すーっと清涼感のある香りが特徴で、日本では「セイヨウハッカ」と呼ばれ、古くから親しまれています。とても丈夫で育てやすく、スーパーで食用に売られているミントを水にさしておくだけでも増やすことが出来ます。

 

すっきりとした強い香りの「ペパーミント」が有名ですが、種類はとても豊富なので、いくつかご紹介です。甘い香りで癖が無く、お料理にもよく利用される「スペアミント」。シャープな風味で清涼感が強く、ハーブバスにむく「クールミント」。オレンジに似た強い香りで葉に光沢があり、サラダやジュースにオススメの「オレンジミント」。葉や茎が紫がかった濃い緑色の「ブラックペパーミント」などもあります。

 

お店で苗を選ぶ時は、下の方の葉も緑色で、色艶のある元気な苗を選びましょう。生長がとても早くて、伸びた根からも芽が次々と出てしまうため、地植えにしてしまうと横へ横へと広がって、辺り一面がミントでいっぱいになってしまいます。雑草のように手におえなくなって困るという声が多いくらい、丈夫なんです。地植えにする場合は、地中に深さ30㎝ほどの仕切りを作るか、苗をいったん大きめの鉢に植え付けて、鉢ごと地面に埋めてしまうほうが安心です。その際は、鉢の縁が地上に出るように埋めましょう。

 

鉢底にはゴロ石(鉢底石)を入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。肥料は特に必要ありません。根は優しく、軽くほぐします。植え付け後は、水やりをしっかり行うだけです。日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でもよく育ちます。

 

収穫を兼ねて、こまめに切り取りながら姿を整えます。先端の新芽を摘み取ることで、脇から新しい芽が伸びて、こんもりと増えていきます。混み合ってきたら、思い切って切り戻すほうが、根元が蒸れて傷むこともなくなります。夏は、アイスミントティーや、ラムベースにライムと生のミントをたっぷり入れたカクテル「モヒート」も楽しめますよ。

 

来週は、青汁の材料としてお馴染みの「ケール」をご紹介します。お楽しみに。


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