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週刊ラジオトーク
2014.09.03

ダイアンサス

今回は、ナデシコの仲間「ダイアンサス」です。ナデシコと言うと、秋の七草の一つ「カワラナデシコ」のような繊細な花をイメージしがちですが、「ダイアンサス」は、ナデシコをより丈夫にし、一般家庭でも育てやすいように品種改良されたもので、秋だけでなく、四季咲きのものも多く誕生しています。
 
草丈は80㎝くらいになるものから、グランドカバーにもなる10㎝ほどのものまで様々です。花色は白、ピンク、赤、紫がかったものや黒に近い赤、咲きすすむにつれて色が変化するもの、それに、甘い香りがするものもあります。

    
品種はとても多いのですが、人気があるのは、 カワラナデシコのような繊細な花姿の「ミーティア」シリーズ」小花が集まって7~10㎝のボール状の花になる「ノベルナ・クラウン」は、白から紫や赤、オレンジへと花色が変わるのも面白い品種です。背丈も20㎝~30㎝のコンパクトな草丈とインパクトのある花色で人気の「ダイアナ」シリーズ。草丈が10㎝ほどにしかならない「花はな」シリーズは、駐車場の目地など、ちょっとしたスペースのグラウンドカバーになります。

 
四季咲きが多いので、一年中お店にならんでいますが、秋が一番種類も豊富に出回ります。下の方の葉が黄色くなっていない、葉の色艶の良いもので、咲き終わった花が残っていない新鮮な株を選びましょう。春と秋は日当たりの良い場所が適していますが、夏の高温多湿は苦手なので、夏場は涼しい半日陰になるような場所に植え付けましょう。鉢植えにする場合は、鉢底には「鉢底石」を入れ、土は栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で。土の過湿を嫌うので、水のやり過ぎには注意しましょう。

 

秋は花が次々と咲くので、植え付けて2週間経ったら、肥料成分が整った「IBのチカラ」などを与えましょう。咲き終わった花をこまめに摘み取るほうが、次々と開花してくれます。肥料も月1回ペースで与え続けましょう。次の年の春にも花を楽しむためには、冬が来る前の11月下旬に、地上部分を半分ほど残すように切り戻しておくことがポイントです。

 

来週は、秋に美しい花を咲かせるための「バラの秋剪定」の仕方をご紹介します。お楽しみに。

 

 


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