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週刊ラジオトーク
2013.07.10

ツルハナナス

今回は、涼しげな花を咲かせるナス科の植物「ツルハナナス」をご紹介します。名前の通り、ぐんぐん伸びていくツルの先に固まってナスにそっくりな星形の花を咲かせます。花の色は、紫色から、ラベンダー色、そして最後は白色と変化をしていくタイプと最初から白い花をつけるタイプがあります。6月頃から11月頃まで、長い間、花を楽しむことができます。

 

一つ一つの花の大きさは2~3cmくらいの清楚な花ですが、かたまって咲いている姿は、星が連なっている天の川のようで見応えがあります。つるは2mほどに伸びますので、フェンスやアーチなどに絡ませたり、鉢植えにして、支柱につるをらせん状に巻き付ける「行燈仕立て(あんどんじたて)」にしても素敵ですよ。冬の間も緑色の葉をつける常緑植物で、濃い緑色の葉をしていますが、最近はライム色の斑入り品種も登場しました。

 

お店には、小さなポット苗も並びますが、あまり小さいものだと、花が咲くのは来年以降になってしまいます。すぐに花を楽しみたい場合は、花付きの株を選ぶといいですよ。葉の色艶の良いもので、がっしりしたものを選んでください。

 

日光が大好きですから、日当たりのよい場所が適しています。鉢植えにする場合は、鉢底にゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。

 

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりです。夏場は、毎日必要になると思います。肥料不足にならないように、ゆっくり長く効く「IBのチカラ」などを月1回ペースで与えましょう。

 

「ツルハナナス」は、丈夫で育てやすいので初心者にもお勧めですが、つるが伸びすぎて邪魔になることもあります。つるは切っても構いませんので、適度に剪定をするようにしましょう。冬は、北風が当たるような場所だと、寒さで傷んで葉を落とすこともありますが、全体が茶色く枯れなければ、春には、また新芽が伸びて、6月頃から花を咲かせてくれますよ。

 

次回は、葉を楽しむカラーリーフ『イポメア』をご紹介します。


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