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週刊ラジオトーク
2014.10.01

モクビャッコウ

今回は、「モクビャッコウ」のご紹介です、花は小さく地味なのですが、葉が銀白色で、涼しくなると一層白さが際立ちますので、雪化粧をしたように美しく輝きます。

 

キク科の低木で、漢字では、「木白香(木が白く香る)」とか「こう」を「虹」と書いて「木白虹」表記されることもあるようですが、名前の通り、葉の白さが特徴で、菊の香りをさわやかにしたような独特の香りもあります。

 

お店で販売されている時は、15㎝ほどの小さな苗なので、寄せ植えに重宝しますが、30~50㎝くらいまで成長します。葉は、3~4㎝くらいで、形は、オリーブの葉に似た細長いものや、切れ込みの入ったものもありますが、色は、どの葉も銀白色に輝いています。秋から冬にかけては黄色い小さな花も咲きます。ただ、花びらが無く、5㎜ほどの丸い花なのであまり目立ちません。

 
これからの時期は、雪景色を思わせる色が、冬の寄せ植えや花壇にピッタリですが、年中、銀白色が美しいので、一株あるだけで、庭のちょっとしたポイントになり、お洒落な雰囲気を演出してくれます。

 
地植えにする時は、日当たりの良い乾燥気味の場所を選びましょう。夏にしっかり日光に当てると、秋に葉の色が一層美しくなります。日当たりが悪いと、葉の色が悪くなり、ひどいと枯れてしまうので注意しましょう。耐寒温度は0℃くらいで、5℃以上が理想的です。0℃を下回るような地域は、鉢植えにして、室内で楽しむ方が安心です。鉢底には「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付ければOKです。肥料もいりません。

 
土の表面がしっかり乾くのを待ってから水やりをしますが、常に土が湿った状態にならないように注意しましょう。地植えにしてしまえば、真夏の日照り以外は、雨水で十分育ちます。大きく育ち、姿が乱れてきたら、下の方の葉を残すようにして切り戻すと、新芽が出て、再び美しく茂ってくれます。

 

来週は、秋が植え時の「ニンニク」をご紹介します。お楽しみに。

 


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