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週刊ラジオトーク
2018.06.30

ニチニチソウ

今回は、夏の暑さに負けず、次々に花を咲かせるニチニチソウです。

 

「日々の草」と書いて「日々草」。その名の通り、一つ一つの花の寿命は短いんですが、日々花を咲かせ、株一面が花でいっぱいになり、11月頃まで咲き続けます。花色は白、ピンク、赤、紫色などがあります。

 

では、人気の品種をご紹介しましょう。すらっとした花びらが、花の中央からも伸びる八重咲の「ソワレ」シリーズは、優しく涼し気な印象です。2~3㎝の一重の可愛らしい花が株一面に咲く「夏花火」シリーズは、こんもりと丸くまとまった形になるので、寄せ植えに人気です。「チュチュ」シリーズは、花びらの先が波打つフリンジが美しく、紫など、シックな色合いも増えて、大人っぽい印象です。沖縄生まれの「ちゅらビンカ」は、花びらに白の筋が入ります。

 

お店では、下の方の葉が黄色くなっていない、葉の色艶が良くて、蕾のついているものを選びましょう。日当たりの良い場所を好みますが、長雨が嫌いなこと、古い土では、病気にかかりやすいこともあるので、鉢植えにして、新しい清潔な培養土を使うようにしましょう。栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で、底には必ず「鉢底石」を入れて水はけを良くし、根を傷つけないように植え付けます。根を傷めると、そこから病原菌が入ってしまいます。根は崩さず、優しく扱いましょう。

 

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりです。土が常に湿った状態になると根が弱ってしまいます。水のやり過ぎや、長雨に注意しましょう。咲き終わった花をこまめに摘み取るようにすると、次の花が咲きやすくなり、病気予防にもなります。根を傷めないことさえ注意すれば、炎天下でも暑さに負けず、元気に咲き続けてくれますよ。

 

来週は、本格的な夏を迎える前の「土のリサイクル」についてご紹介します。


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