MENU閉じる
お問い合わせ
花ごころメディア

花ごころメディア

週刊ラジオトーク
2018.02.03

ラナンキュラス

今回は、「ラナンキュラス」です。名前は恐竜みたいですが、花びらが幾重にも重なって、ふっくらコロンと可愛らしい花を咲かせます。幼稚園や小学校の行事やお誕生会などに薄い紙を何枚も重ねて作る花飾りって見た事ありません?あの花飾りのように何枚もの薄い花びらが重なって咲くんですが、花びらが多い物だと、200枚を超えるそうですよ。「ラナンキュラス」は、夏に休眠して、落葉の季節を迎える頃に成長し、冬から春に開花します。花の色は、白、黄色、オレンジ、赤、ピンク色が主流ですが、紫や緑色、チョコレート色も登場しています。バラとレモンを合わせたような香りを楽しめるものもありますよ。

 

では、人気の品種をいくつかご紹介しましょう。直径8センチほどの大輪の花を咲かせる「マシェシリーズ」、中でもホワイトは、花びらの数も多く、まん丸になる花姿が人気です。バラのような花の「アヤリッチシリーズ」、中でもパープルは美しく、牡丹のような和の雰囲気もあります。また、「シューアンシリーズ」のように、一重を目指して品種改良された、品のある美しさ魅力の品種もあります。

 

この時期にお店に出回る花付の苗を購入したら、鉢植えで育てるのがおススメです。「ラナンキュラス」は、雪や霜に当たると弱ってしまいます。でも、20度以上になると生育がストップしてしまうので、暖房の効いた室内も苦手です。鉢植えにして、日当たりの良い軒下か、室内でも窓際の涼しい場所で育てれば安心です。

 

根詰まりを起こすと花が咲かなくなってしまいますから、鉢底の穴から根が見えている場合は、一回り大きな鉢に植え替えます。水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えましょう。次々に花を咲かせる時期なので、薄めた液体肥料「有機プラス100倍液肥」などを10日に1回ペースで与えると効果的です。咲き終わった花や黄色くなった葉は、病気の原因になるので、18こまめに切り取って下さいね。

 

来週は、早春の花木(かぼく)「ミモザ」をご紹介します。


関連コンテンツ

お問い合わせ

商品・サービスに関するお問合せは、こちらへ。