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週刊ラジオトーク
2017.12.30

シンビジウム

今回は、贈答品としても人気の洋ラン「シンビジウム」です。お正月用の鉢花にピッタリですし、花の時期も2~3か月と長いので、冬の間中楽しめます。

 

「シンビジウム」は、株元からスラーっと細長い葉が何本も出ていて、真っ直ぐ伸びた茎にたくさんの花をつけます。上に伸びるだけでなく、下に垂れ下がるタイプや、茎を曲げてアーチ状にしたものもあります。花色は、白、ピンク、赤、黄色、オレンジ、茶色、緑と豊富です。1メートルほどの背丈に大輪の花を咲かせるものから、テーブルの上に置いて楽しめるミニサイズまであります。

 

では、人気の品種をいくつかご紹介しましょう。白からピンク色のグラデーションが美しい「プリンセス・マサコ」は、ふんわりと優しくて上品な雰囲気です。ふっくらとした真っ白な花の「冬のソナタ」は、白花の中でも特に美しいと人気です。星の形を思わせる茶色い花びらで中央に紫色が入る個性的な花「星の金貨」は、花もちも良く3か月は楽しめます。ミニサイズの「エントランスシンビジューム」は、14種類の花があり、日当たりが少なくなりがちな玄関でも花もちが良く、ほのかに香るので人気がありますよ。

 

お店で選ぶ時は、葉の色艶が良くて、上向きに伸びているもの。葉の付け根のふくらみをバルブと言いますが、バルブが太くてシワの無いものを選んで下さい。日光が大好きなので、蕾が開くまでは室内の日当たりの良い場所に置きましょう。レースのカーテン越しの柔らかい日差しが入る場所が最適ですが、満開になったら、日当たりが多少悪い場所でも楽しめますよ。

 

水やりは4~5日に1回くらいで、受け皿に溜まった水は、捨てて下さい。暖房の効いた部屋では、葉に霧吹きで水を吹きかけておくと、花が長持ちしますよ。「シンビジウム」は、洋ランの中でも比較的育てやすいので、是非、チャレンジしてみてください。

 

来週は、冬寄せ植えに人気の「葉ボタン」です。


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