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週刊ラジオトーク
2012.11.20

フユサンゴ

今回は、「フユサンゴ」です。

冬に、その実が珊瑚のように美しく色づくことから、「フユサンゴ」と名がつきました。
ナス科の植物で、見た目は、観賞用トウガラシに似ています。
夏頃から小さな白い花がつき、それが丸い実になります。
大きさがサクランボくらいなので「クリスマスチェリー」とも呼ばれ、いかにもおいしそうですが、実には毒がありますので、絶対に食べないで下さい。

実の大きさは1~1.5㎝くらいですが、白い実が黄色、オレンジ色へと変わっていくので、1つの株で、3色の実が楽しめます。
2㎝ほどの大きい実がなる「ビッグボーイ」は、緑色からオレンジ色へと変わっていきますが、赤に近い濃いオレンジ色になるのでプチトマトのようで可愛いらしい姿です。

葉に白い斑が入り、雪景色のように見える「スノーサンゴ」も人気があります。
実が落ちた後もカラーリーフとして楽しめますよ。

園芸店に行くと、実付き苗が並んでいます。株がガッシリしていて、下の方の葉が黄色くなっていない、実がたくさんついているものを選びましょう。

「フユサンゴ」は、霜に弱いので、地植えにする時は、暖かい南向きの寒風がさけられる場所が適しています。
鉢植えにすれば、寒さが心配な時は室内へ移動できるので安心です。
じめじめした土を嫌うので、鉢底にゴロ石の「鉢底石」を必ず入れて水はけをよくし、「花ちゃん培養土」で植え付けて下さい。
実がついている時期なので、根鉢は崩さず、優しく扱いましょう。
株元を「コンテナガード」などのバークチップで覆っておくと、寒さ対策になります。

水やりは、土の表面が乾いてからたっぷり与えましょう。
実がついている間は、肥料は必要ありません。
東海地方でも暖かい地域なら、寒さに少し気を付ければ、戸外で冬越しも可能です。
冬場に、真ん丸の可愛らしい実をつける「フユサンゴ」を、お庭や寄せ植えにして楽しんで下さいね。


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