アンケート結果 固形と液体、あなたはどっち派?
アンケート結果(1)よく使う肥料のタイプは?
9割近くの人が使っている肥料や活力液《グラフA》。ひと口に肥料といっても様々なタイプがありますが、みなさんが最も多く使うのは、錠剤や粒タイプなどの「固形肥料」がトップ、続いて「液体肥料」でした《グラフB》。花ごころも多種多様な固形肥料を製品化していますが、他のタイプの肥料よりも、圧倒的に多く出回っているのが固形肥料なので、それだけ使っていらっしゃる人も多いのは当たり前なのかもしれません。では、液体肥料を使う頻度はどのくらいなのかをお聞きすると、「たまに使う」または「よく使う」とお答えになった人は、8割近くいらっしゃいました《グラフC》。さらに、固型肥料と液体肥料をどのように使い分けていらっしゃるのかをお聞きすると、「普段は固型肥料で、時々液体肥料」という人が最も多くいらっしゃいました《グラフD》。確かに効き目がゆるやかで長く効くタイプが多い固形肥料は、元肥や定期的な追肥として使いやすく、メインに使う肥料にぴったりです。そして、この固形肥料にプラスして、植物の状態に合わせて液体肥料を使っている人が多いようです。
アンケート結果(2)液肥が効果的な植物は?
速効性肥料の代表格ともいえる液体肥料は、生長が早く、長期間花が咲き続ける草花、生長期の観葉植物などに向いています。《グラフE》からわかるように、みなさんも様々なタイプの植物に使っていらっしゃるようです。また、具体的な植物名をあげて頂くと、バラに続いて、パンジーやペチュニアなど、花期の長い一年草に液肥の効果を感じたということでした《グラフF》。また、最も多くの人が効果を感じたというバラですが、与える時期には注意が必要です。バラは、蕾が色づく頃に窒素成分が残っていると、蕾が固いまま開かなかったり、奇形の花になってしまうことがあります。だから、基本的には蕾ができ最初の花が終わるまでは、肥料は与えないようにします。同じ液体でも、液体肥料ではなく、花ごころの『バラの活力液』なら、与える時期を選ばないので安心ですよ。また、少数派ですが、液体肥料を使わないという人に、その理由を伺ってみると《グラフG》、「植物が枯れてしまった経験がある」という人が多くいらっしゃいました。園芸での失敗の多くは、水の与え過ぎや肥料の与え過ぎが原因といわれます。液体肥料に限らず、肥料は適量を適切な時期に与えるのが鉄則です。ただ液体肥料は速効性で、与えればダイレクトに効くので、失敗も早く現れてしまうのかもしれません。
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