アンケート結果 一年草にはない宿根草の魅力とは?
▼アンケート結果(1)宿根草を育ててる?その魅力は何?
地上部は枯れて休眠しても、長ければ何十年にも渡って生き続ける宿根草。今回のアンケートで、宿根草を育てているという人は約7割《グラフA》。その中で、一年草よりも宿根草の方がたくさん育てているという人の方が2割程度多くいらっしゃいました《グラフB》。きっと宿根草を育てている人は、一年草よりも宿根草に魅力を感じる人が多いのかもしれません。では、宿根草のどんなところに魅力を感じているのでしょうか?《グラフC》を見ると、「放っておいても毎年花が楽しめる」という声がトップ。上手く行けば、まるでそこに自生しているかのように、勝手に?花を咲かせてくれるのは、確かに魅力的です。逆に、宿根草を育てて困ることを伺ってみると、「地上部が枯れる時期がある」という声がトップでしたが、これは落葉性の宿根草ならば仕方のないこと。それよりも2番目に多かったのは「(困ることは)特にない」という声で、それだけ宿根草を育てる短所は少ないということなのかもしれませんね。
アンケート結果(2)育てやすい、バラと好相性な宿根草は?
宿根草と言っても、その種類も性質も様々。落葉性もあれば常緑性もあり、小型なものも大きく育つものも、日本の気候に合うもの合わないものなど、いろいろ。みなさんに育てやすいと感じる宿根草をお聞きすると、クリスマスローズが1位で、僅差でクレマチスが2位でした《グラフE》。また、ヨーロッパの庭では、必ずといっていいほど、バラと宿根草がコーディネートされていますが、みなさんにもバラと好相性だと思う宿根草をお聞きすると、1位はクレマチス、2位にクリスマスローズがあげられました《グラフF》。他に、これから育ててみたい宿根草もお聞きしました《グラフG》が、どの質問でもあげられる宿根草は、わりに似通っているようです。クリスマスローズ、クレマチスの他、ギボウシ、ジキタリス、宿根草オレガノ、ヒューケラなど、日本の気候でも育てやすいものが並ぶ結果となりました。《グラフH》では、宿根草を美しく保つために欠かせない作業は何かをお聞きしました。1位は「株分け・植え替え」、2位は「花がら摘み」があげられましたが、こういった管理をきちんと行ってこそ、「放っておいても毎年花が楽しめる」ということなんですよね。
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