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みんなの花咲ライフ
2017.04.01

▼ みんなに聞いた『宿根草大好き!なワケ』

花ごころ みんなの花咲ライフ130 宿根草の魅力/みんなに聞いた『宿根草大好き!なワケ』

宿根草を長く楽しむために気を付けていること、美しい宿根草の庭を作るポイント、そして失敗談など、みなさんの宿根草観をご紹介しましょう。

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“姿が見えない=枯れた”は大間違い

女性マーク「地上部が枯れていたので空き地だと思って かき回して掘ってしまった」(東京都/ピーチ2様)

女性マーク「冬になって、枯れ木みたいになったので、捨てたら、春になったら、芽吹いたのにって聞いて、後悔した」(広島県/あずきmama様)

女性マーク「本当は毎年植え替えしないといけないが、ついついそのままにして、夏にムレて枯れてしまったことがある」(山梨県/佐藤美幸様)

hanagokoro花ごころ みんなの花咲ライフ130 宿根草の魅力/みんなに聞いた『宿根草大好き!なワケ』クリスマスローズやツワブキのような常緑性のものもありますが、宿根草のほとんどは落葉性で、アウトシーズンは地上部を枯らすなどして休眠します。だからこの時期に姿が見えないからといって、掘り返したり捨てたりするのはタブーです。また、宿根草の多くはヨーロッパなどから入ってくるものも多いため、デルフィニウムのように、高温多湿の日本の夏に適応できないものも…。そのため本来は宿根草でも、日本では一年草扱いするものもあります。ご自分の住んでいる環境が、どんな気候なのかを考えて宿根草を選ぶのが一番ですが、初めて宿根草を育てる場合は、管理が難しいものは選ばず、ルドベキアやアスチルベなど、育てやすいものからスタートするのがオススメです。

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殖え過ぎて困る場合は、どうする?

女性マーク「ミントはどんどん増えると聞いて楽しみに育てたら、予想以上にどんどん増えて花壇全体に広がってしまいました。思い切ってミント花壇として楽しんでいます」(静岡県/ともぞう様)

女性マーク「アジュガが増え過ぎ花壇からはみ出した。ホタルブクロも至る所に出て困った」(北海道/あん様)

女性マーク「ハーブの可憐な花と香りに魅了され、花壇に植えたら一面雑草のように。全部根から取りました。それ以来鉢で楽しんでいます」(秋田県/スミレちゃん様)

男性マーク「株分けして、知り合いに配る」(広島県/たつ様)

hanagokoro年々株が充実して、庭にナチュラルな表情を生んでくれる宿根草ですが、放っておくと殖え過ぎて、他の植物の妨げになったり、ミントなどは広がり過ぎて手に負えない状態になることも(まさに野良ミント状態?!)。もちろん、殖え過ぎても“ともぞう様”のように楽しめばいいのですが、スペースが限られている場合はそうもいきません。まずは、植える前に、その宿根草がどんな生長の仕方をするのかをよく把握することが大切。そして2〜3年に一度は株分けをして整理し、庭を美しく保つようにしましょう。株分けしたら1つは元の場所に植え戻し、他の株は“たつ様”のように知り合いに差し上げてもいいですよね。

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花だけでなく、葉にもこだわりたい!

女性マーク「宿根草の魅力は、何といっても葉の美しさ。質感、色、サイズと葉を楽しみ始めると、ほんとに季節を選ばず、奥が深く、飽きることがない」(東京都/素庭様)

女性マーク「宿根草には葉の色や形・大きさなど花以外にも楽しめる部分が多くありこれらを生かして組み合わせて植栽する楽しみがあります。最近興味を持っているのがヒューケラやテイアレラなどです。枯葉を摘みいい色で楽しめるようにしています」(三重県/デスタントドラムス様)

女性マーク「宿根草は花のない時期の葉の色や形を考えて植えないといけませんね」(秋田県/かっちゃんがんば様)

hanagokoro今回のアンケートで、宿根草を選ぶ時、葉にもこだわるかどうかをお聞きすると、「花ほどではないけれどこだわる」という人と、「花よりもこだわる」という人を合わせると約7割!宿根草を選ぶ時、葉にも重点を置く人が多いことがわかります。確かに、どんなに美しい花を咲かせてくれても、いずれ花の時期は終わります。花が終わると緑一色になると、ちょっぴり寂しいですよね。でも、葉の色や形が個性的なものや、斑入りの葉があれば、花のない時期も単調にならず楽しめます。宿根草にはヒューケラのように常緑のものもあれば、ギボウシのように落葉するものもあります。他にラムズイヤー、カタクリ、リシマキアなど、個性的な葉を持つものがたくさんあるので、ぜひ宿根草選びのポイントにしてみてはいかがでしょうか?

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バラと相性の良い宿根草は?

女性マーク「バラの株もとに宿根草を植えて楽しんでいます でも、冬の時期バラも宿根草も葉がなく寂しい花壇になっています 代わりに鉢で寄せ植えを楽しんでいます 冬の時期は成長もゆっくりなので大きくなりすぎず花色のきれいなものがたくさんあります」(三重県/山田富美子様)

女性マーク「毎年忘れたころに必ず花を咲かせてくれるのが宿根草のかわいいところ。アジュガやサギゴケはバラの足元を可憐に彩ってくれるのでお気に入りです」(長崎県/めぐたも様)

hanagokoroバラと宿根草で素敵にコーディネートされたお庭に憧れるという人って多いと思います。今回のアンケートでは、バラと相性が良いと思う宿根草を教えていただいたところ、“つる性植物の女王”のクレマチス、冬を彩ってくれるクリスマスローズが人気でした。一口にバラと言っても、樹形も花形や花の大きさも様々。だから、宿根草を組み合わせる場合は、バラの雰囲気とかぶらないものを選ぶのがオススメです。例えば、木立性でガッチリとした姿のバラには、綿菓子のような花穂をもつアスチルベなど、やわらかいイメージの花。カップ咲きのコロンとした花形のバラには、ジキタリスやデルフィニウムなど、スラリとした草姿の花など、対照的なイメージのものを組み合わせると、お互いの魅力を、より一層引き立ててくれます。

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“庭を育てていく”という感覚が大事

女性マーク「何種類も植え、咲き揃った姿を想像しながらの作業は楽しみではあるが、思ったより高さがでなかったり、逆に育ち過ぎたり、混みあったりと失敗しながら毎年勉強ですね」(愛知県/鈴木あやの様)

男性マーク「宿根草は単一ではなくて、いろいろな色を混ぜることがポイント」(大阪府/ちび様)

男性マーク「宿根草は、草丈とか花穂や花色で演出できる」(富山県/はなさかじいさん様)

男性マーク「宿根草は、のんびりやること」(石川県/木下祥様)

hanagokoro年月を経ると、どんどん生長したり、殖えたりして、お庭がナチュラルな表情になっていくのは、宿根草の大きな楽しみです。でも意外と難しいのは、植物が生長した時の大きさがわからず、一体どんなお庭になるのか想像しにくい点かもしれません。以前、ガーデンデザイナーの方に伺った話では…宿根草を中心にお庭をデザインする場合は、最初の年は植物のボリュームがなくてスカスカでもじっと我慢することが大切だと教えていただきました。というのも、宿根草は最初の夏にどんどん生長して、その翌年の初夏から存在感を発揮するものが多いため、株を詰め過ぎたり、寂しいからと一年草を足したりすると、肝心の宿根草の生長の妨げになることもあるそうです。また、“ちび様”や“はなさかじいさん様”のおっしゃるように、植物が持つ花色は、本来自然にある色なので、どんな色の組み合わせでも、それほどちぐはぐな印象になることはないそうです。それよりも草丈や草姿、花や葉の形の組み合わせを重視するのが良いようです。

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花が咲くたびに、思い出もよみがえる

女性マーク「母が庭で育てていたすずらんの花。6月にお嫁に行く私に鉢植えにしてプレゼントしてくれました。お花が終わり枯れてしまったと思い、庭の隅に鉢の土をバサッと移しておきました。すっかり忘れてしまっていましたが、翌年からお庭ですずらんの花が咲くようになりました。あの頃はガーデニングに興味もなく、翌年も咲くなんて知らなかったなぁ…母が持たせてくれた、すずらんと一緒にあれから何度か引っ越しました。今年も今のお家の庭で、実家と同じすずらんの花が見られると思います」(北海道/ベティ☆様)

女性マーク「子供たちと植えたもの、友達から分けてもらったもの、亡き母の植えたもの、など宿根草は思い出であふれています。世話をしながら懐かしい思いがうかんできます」(岡山県/朝倉和恵様)

hanagokoroみなさんの宿根草の素敵な思い出も、たくさん寄せて頂きました。開花によって季節を知らせてくれたり、植物の生命力を感じさせてくれたり…それに、少々手抜きをしても毎年花を咲かせてくれたり…宿根草の魅力は本当に盛り沢山です。でも、何よりも長いお付き合いができるからこそ、たくさんの素敵な思い出も作ってくれるんですね。まだ宿根草を育てたことがないという人は、欲張らずに、まずは一種類だけ育て、そのお世話に慣れてきたら、少しずつ種類を増やしてみてはいかがでしょうか。きっと花が咲くたびに素敵な思い出も増えていくはずです。

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