どんな鉢を使っていますか?
アンケート結果(1)植物ごとに、どんな素材の鉢を使う?
地植えと鉢植えの両方で植物を育てている人も含め、ほとんどの人が鉢で植物を育てています。そして、6割の人が植物に合った鉢を意識して選んでいることがわかりました《グラフA》。鉢には様々な素材がありますが、最も多くの人が使っているのが「素焼きの陶器鉢」と「プラスチック鉢」でした《グラフB》。
では、植物によってどのような素材の鉢を使い分けていらっしゃるのかをお聞きしました《グラフC〜G》。草花やバラ、果樹を育てる場合に多かったのは、素焼き鉢とプラスチック鉢がほぼ同じくらい。ただ野菜を育てる場合は、プラスチック鉢を使う人が圧倒的に多くいらっしゃいました。草花やバラ、果樹に比べ、野菜の栽培は短期間で終わることが多く、見た目もそれほどこだわらないので、プラスチック鉢の方が扱いやすいというのが理由かもしれません。また、インテリアグリーンとして見た目重視のはずの観葉植物ですが、プラスチック鉢で育てている人が最も多いのが印象的です。恐らく、大型の観葉植物は重い鉢では移動できないなど、扱いにくいというのも理由かもしれません。もしかしたらプラスチック鉢にお洒落な鉢カバーを使っている人も多いのかも。観葉植物は室内で楽しむため、陶器製の化粧鉢を使っている人も多くいらっしゃいました。
アンケート結果(2)鉢選びの決め手は?今、気になる鉢は?
鉢を選ぶ際に、植物の形状や性質に合わせるのか、それとも庭や部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが多いのかをお聞きすると、植物優先という人がわずかにリード《グラフH》(もちろん植物にも最適で、スペースの雰囲気にもぴったり合った鉢が一番ですが…)。また、鉢選びで一番の決め手になるのは、デザインやフォルムとお答えになった人が最も多く、続いて価格と素材という結果でした《グラフI》。確かに、同じ植物を育てていても、鉢のデザインやフォルムで、イメージはガラリと変わるので、こだわるのも当たり前ですよね。また、たくさんの植物を育てているからこそ鉢の数だって半端じゃありません!価格も大きな決め手になりますよね。《グラフJ》では、実際に使用している・いないに関わらず、「今、気になっている鉢」について教えていただきました。印象的なのは、素材の面で「グラスファイバー製」に注目している人が多い点です。グラスファイバーについては次頁で説明しますが、さすがに花咲ライフの読者の皆さん!新しいガーデニング情報に敏感ですよね。
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