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2016.02.01

みんなに聞いた『ハーブの楽しみ』

みんなに聞いた『ハーブの楽しみ』

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ここでは、みなさんがどんな風にハーブを育て、どんな風に利用していらっしゃるのか?様々な楽しみ方をご紹介しましょう。

ハーブは暮らしの身近で育てたい

女性マーク「キッチンの窓辺でバジルやパセリ、ルッコラなどを育て料理にすぐ使えるようにしています」(神奈川県/ぴのと様)

女性マーク「パセリは買うまでもいかないものでした。料理の飾りに自分が収穫したパセリが添えられると嬉しくなります」(埼玉県/ありんこ様)

女性マーク「お庭の一角に全て食べられるハーブを植えて栽培しています。料理の仕上げにちょっと飾りたい時や、香草焼きなどオシャレなレシピに挑戦する時、お庭のハーブ園から収穫してくる作業が便利で楽しいです」(茨城県/みんみ様)

hanagokoroみんなに聞いた『ハーブの楽しみ』 ハーブは暮らしの身近で育てたいハーブとは暮らしに役立つ植物の総称。だから毎日の暮らしに気軽に利用できるように、身近で育てたいですよね。“ぴのと様”のようにキッチンの窓辺で育てておけば、ササッと料理に使えるので便利ですよね。特にパセリは、スーパーで一袋買っても使い切れない人も多いのでは?だから、一鉢育てておけば、“ありんこ様”のように、ちょっと摘んで料理やお弁当の彩りにしたり、スープの浮き実にしたりと、とっても重宝しますよね。パセリの苗は春と秋に出回ります。夏は葉が堅くなってしまうので、春と秋にそれぞれ植え付ければ、シーズンを通して柔らかい葉を収穫できます。それにしても、“みんみ様”のお庭のハーブ園、とっても羨ましい!!お料理が楽しくなりそうです。

繁殖力旺盛なのは嬉しいけど、ちょっと迷惑?

女性マーク「ミントを地植えする時は、地下茎で広がりすぎてしまうので、不織布の袋などにまず植えてから、それをそのまま土に植えるようにします」(北海道/ごまごま様)

女性マーク「ミントの仲間はどんどん広がると聞いていましたが、本当にどんどん広がり他の花を侵食するほどになってしまいました。その時は泣く泣く切りましたが、次からミント専用の区画に植えるようにしどんどん広がる様子を楽しんでいます」(静岡県/後藤かずえ様)

女性マーク「友人からミントとレモンバーム、オレガノの苗をもらい植えたところ、オレガノが強すぎて、ミントやレモンバームが消えてしまいました」(北海道/さなちー様)

hanagokoro丈夫で育てやすいハーブの代表がミント。今回のアンケートでも、最も育てている人が多かったのがミントでした。でも、「広がり過ぎて困った」という人も多いようです。ミントは繁殖力が旺盛で、根が横に勢いよく広がります。だから、寄せ植えにする時は鉢ごと埋め込むなどの工夫が必要です。また、地植えの場合は、「枠植え」といって、深さ30cm以上ある板を土中に埋めて囲う方法もオススメです。“ごまごま様”のように不織布の袋を使ってもイイですね。逆に“後藤様”のようにミントだけの区画を作って、広がるのを楽しむのも面白いですね。ミントの他にも、“さなちー様”のおっしゃるように、レモンバームやオレガノも繁殖力が非常に旺盛です。こういった繁殖力旺盛なハーブは、放っておくと他の植物の生長を邪魔したり、雑草状態になって景観を損ねることも…。収穫を兼ねてどんどん摘み取って、贅沢に利用しましょう。

バジルとトマトは、料理でも栽培面でも名コンビ

男性マーク「バジルをトマトと植えると虫がつきにくいと知って育て始めました。もともと匂いも味も好きだったため、そのまま料理にも使いました。バジルソースにしたりピザに乗せたりと大活躍です!」(神奈川県/小林 瑠為様)

女性マーク「バジルをプチトマトのコンパニオンプランツとして栽培しています。トマトは既に収穫を終えてしまいましたが、バジルはまだ元気でかわいいです!」(鹿児島県/橋口愛美様)

女性マーク「バジルの種を購入し、たくさん枯れてしまった場合を想定していっぱい蒔いたら、ほぼ全部成長(==;)。ジェノベーゼのソースにして今も大量に冷凍庫に眠っています」(東京都/ねこぽん様)

hanagokoro異なる植物を一緒に育てた時、互いの生長に良い影響を与え合う組み合わせがコンパニオンプランツ。もうすっかりお馴染みの園芸用語ですよね。トマトとバジルと言えば、イタリア料理に欠かせない名コンビですが、栽培面でも相性抜群!バジルはトマトの生長を助け、風味を良くする効果があるといわれています。みんなに聞いた『ハーブの楽しみ』 バジルとトマトは、料理でも栽培面でも名コンビ他にも、ボリジとイチゴ、シュンギクとブロッコリー、タイムとキャベツなど、様々なハーブがコンパニオンプランツとして利用できます。バジルは熱帯地方原産なので夏が大好き。気温の上昇とともにグングン育って、たっぷりと収穫できるようになります。たくさん採れ過ぎて困ったという人も多いようですが、大量消費には“ねこぽん様”のようにジェノバソースにして冷凍保存しておけば、かなり長期保存が可能です。また、少し甘み減るけれど、ドライにして粉末状にすれば、スパイス代わりに使えます。バジルはタネからでも苗からでも、比較的簡単に育てられて確実に収穫が楽しめるので、ビギナーさんにもオススメですよ。

ローズマリーは植え替えに注意!

女性マーク「ローズマリーの挿し木に成功したので植え替えをしたら枯れてしまいました。その後ローズマリーは植え替えは向いていないということを聞きました」(千葉県/失敗ママさん様)

女性マーク「我が家の食卓にはローズマリーが欠かせません。ジャガイモをニンニクとローズマリーで炒めたりポークソテーに使ったり。また軒下のラベンダーも部屋に飾ったりお風呂に浮かべたりと便利です」(千葉県/よたきん様)

hanagokoroローズマリーは暑さや寒さにも比較的強く、育てやすいハーブです。日当りと風通しの良い場所で、乾燥気味に育てるのがポイント。また、“失敗ママさん様”のおっしゃるように、植え替えには注意が必要です。ローズマリーは太い根を数本出しますが、この根を切ると切り口から腐ってしまうことがあります。だから、掘り出したら根を切らずにそのままひとまわり大きな鉢に植え替えるようにしましょう。キリッとした強い香りを持つローズマリーは、肉料理やジャガイモなどの野菜料理にぴったり!煮込み料理には枝ごと入れたり、葉をまぶしてソテーにしたり…いつもの食材がとてもオシャレな料理に変身します。一株育てておくと、長く楽しめてとっても便利です。

ハーブをふやして、さらに長く楽しむ

女性マーク「今年はラベンダーの挿し木がうまくいってご近所さんに分けました。喜ばれました。根付くと楽しくて、切り戻しては増やしてと、ラベンダー屋敷になりました」(茨城県/目黒けいこ様)

女性マーク「ローズマリー、ラベンダーは挿し木で簡単に増やせた。蚊が減った気がする。ルッコラは雪をかぶっても収穫できた」(東京都/ロウバイ様)

hanagokoro今回のアンケートで、ハーブはタネから育てるか苗から育てるかを伺ったところ、7割近くの人が、苗から育てることが多いということでした。では、育てているハーブをふやす方法は、どんな方法があるのでしょうか?バジルなど一年草タイプはタネを採って増やせますが、ハーブの中にはミントのように、採ったタネをまいても、親株と違ってしまうものもあります。だから、ハーブは挿し木や株分けでふやすのがオススメです。挿し木の方法は…5〜6月、花の咲いていない若い茎を10cmくらい切り取り、下の方の葉をとって水揚げをします(2〜3時間)。さらに切り口を斜めに切り直してから土に挿します。あとは乾燥しないように注意し、半日陰で管理しましょう。根が出るまでの期間はハーブの種類にもよりますが、だいたい2〜3週間後。十分に根が張ったら、掘り出して土に植え付けましょう。他に、根を切ると弱るセリ科以外のハーブなら株分けでも簡単にふやせます。但し、パセリやチャービル、コリアンダー、ルッコラのようにタネまきでしかふやせないものもあるので注意しましょう。

ハーブティーで人気のハーブは?

女性マーク「レモングラスは乾燥したものより生の葉を使うと格段においしいお茶になります。ペットボトルのお水にいれるとかすかに味が付きすっきりしておいしくなるし、鍋に入れてちょっと煮ると部屋もいい香りになるし大好きなハーブです」(埼玉県/渡辺百合様)

女性マーク「レモングラスは良い香りなので紅茶に入れたりしています」(北海道/カレンダーガール様)

女性マーク「ハーブティは、あまり好きではないが、レモングラスの葉を乾燥させ粗くカットしてお湯を注ぐお茶は美味しい」(兵庫県/宮本 瑞枝様)

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みんなに聞いた『ハーブの楽しみ』 ハーブティーで人気のハーブは?

ハーブの利用法で、料理とともに人気なのがハーブティー。生の葉を使ったフレッシュなハーブティーを気軽に楽しめるのは、育てているからこその特権です!ミントやカモミール、ラベンダーなど、様々なハーブが向きますが、今回のアンケートで、ティーにするハーブとして人気だったのがレモングラスです。レモングラスは数少ないイネ科のハーブで、スラリと伸びた緑の葉にレモンの爽やかな香りを秘めたハーブ。レモングラスの爽やかなティーは朝の目覚めにもぴったりです。アジア料理にもよく使われ、タイ料理のトムヤムクンの香り付けに欠かせません。また、ススキのように細長い葉は、クラフトにも最適で、束ねてリースを作ったり、編み込んでマットにすれば、香りを長く楽しめますよ。

私のお気に入りハーブはコレ!

女性マーク「レモンマートルはオススメ。シンボルツリーにしても良いくらい。レモンより濃く質の良い精油が採れるほど香りが強い。葉色が明るくて綺麗」(愛知県/ローズ・オプティミスト様)

女性マーク「ナスタチウムは花も葉も種も食べる事が出来る上に華やかで庭の彩りにもなるのでお勧めです」(鹿児島県/ざり子様)

女性マーク「窓の下にラベンダーを植えています。風通しがよくて雨があたらないので手がかからず大きな株に育ちます。友人宅におよばれの際などにリボンをつけてブーケにして持って行ったり、プレゼントのラッピングに添えたり重宝に使えるのでお勧めです」(千葉県/よたきん様)

hanagokoroレモングラスやレモンバームなど、レモンの香りのハーブは人気がありますが、中でもレモンマートルは「レモンよりもレモンらしい香り」と言われるほど爽やかな香りが強いのが魅力です。このレモンマートル、柑橘系の植物かと思いきやフトモモ科の常緑樹で、ユーカリなどと同じ仲間だというから驚きです。“ローズ・オプティミスト様”のおっしゃるようにとても魅力的なので、これからますます注目のハーブと言えそうですよね。また、エディブルフラワーとして食べられるナスタチウムも、とても可愛らしいハーブ。赤や黄色など鮮やかな花だけでなく、小さなハスの葉のような丸い葉っぱも、ピリッとした辛みがあり、サラダのアクセントにオススメです。“よたきん様”オススメのラベンダーは、不動の人気を誇るハーブですよね。窓際で育てていらっしゃるということなので、春から夏の花のシーズンには、窓を開け放せば香りがお部屋の中に漂ってきそうですね。


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