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みんなの花咲ライフ
2015.10.01

みんなに聞いた『わが家のシンンボルツリー事情』

花ごころ 花咲ライフ121 シンボルツリー みんなに聞いた『わが家のシンンボルツリー事情』

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みなさんは実際、どのようにシンボルツリーを選び、どのように育て、そしてどんな思いを込めていらっしゃるのでしょうか?

落葉樹?それとも常緑樹?

女性マーク「シンボルツリーは何を植えるかすごく迷ったのですが樹木の本で調べたり、植木屋さんを巡り幹がきれいで夏は木陰を、冬は落葉して陽当たりを確保してくれる落葉樹アオダモに決めました。幹は白く所々に斑が入り、春には霞のような白いかわいい花を咲かせます。植木屋さんに植えてもらいました。お気に入りの木なのですが、毎年葉切りバチに狙われ、葉に丸い穴がたくさんできるのが悩みです」(宮城県/ちゃみこ様)

hanagokoro花ごころ 花咲ライフ121 シンボルツリー アオダモ樹木には、冬に葉を落とす落葉樹と一年中葉を付けている常緑樹がありますね。このどちらのタイプを選ぶかはとても大切なポイントです。例えば、それほど植物を植えられない小さな庭に落葉樹を植えると、冬に葉が落ちてしまうと、とても殺風景な空間になってしまうことも。また、家の窓の近くに常緑樹を植えると、最初は良くても大きく生長してくると、家が日陰になってしまうこともあるので注意が必要です。“ちゃみこ様”は本当によく考えてアオダモを選ばれたようですね。確かに、アオダモは葉が大きい広葉樹なので、夏には木陰を作ってくれますし、白い斑点模様の幹が美しいので、冬に落葉しても美しいですよね。ところで、病害虫ですが…見た目は少々悪くなりますが、ハキリバチは光るものが苦手なので、発生時期の6〜9月にピカピカ光るテープやアルミホイルをぶら下げたり、幹に巻いたりしてみては? また、最近は樹木に飾る素敵なオーナメントもいろいろあるので、光るタイプを見つけて飾ってもいいかもしれませんね。

想像以上に大きくなってしまった…

女性マーク「樹木に詳しくなかったため、家を建てた時にお願いした担当者のオススメで、深く考えずにシマトネリコを玄関前に植えましたが、思った以上に成長する木でどんどん大きくなりました。常緑樹ですが、春咲きに葉の生え換わりがあるため落葉し、初夏には花がたくさん咲いて散るため、掃除がかかせません。簡単に植え替えもできないため、もっとよく調べてから決めればよかったと後悔しています」(愛知県/あるちゃん様)

男性マーク「大きくなりすぎて、家を壊さないか、心配です」(兵庫県/さくら様)

hanagokoro樹木には、生長すると3〜4メートル以上になる高木と、生長しても3〜4メートル以下の低木があります。また、生長のスピードも種類によって様々です。だから、樹木を選ぶ時には、成熟するとどのくらいのサイズになるかを調べ、その時の庭や家とのバランスを考慮しておく必要があります。“あるちゃん様”の場合、想像以上に大きく育ってしまったということですね。シマトネリコは明るい緑の葉が爽やかで、とても人気の常緑樹ですね。ただ、おっしゃるように、シマトネリコは生長すると樹高6〜15メートルにもなる中高木で、生長が早いのも特徴です。こまめに剪定や摘芯をして高くならないようにする必要があります。それにしても“さくら様”の場合、家を破壊するほど大きくなったとは…どんな木を植えられたのでしょうか?

花?実?それとも…何を一番楽しみたい?

女性マーク「ジューンベリーは落葉なので狭い庭では冬の日差しの邪魔をしないので良いです。赤い実も可愛く鳥さんと仲良く分け合っています」(大分県/ラベンダーミント様)

女性マーク「シンボルツリーを選ぶとき、ヤマボウシかナツツバキを植えようと思っていましたが、やっぱり実がなるものが良いと思い、ジューンベリーにしました。ジューンベリーは虫もつかず、実も沢山なっておいしいですし、手間もなく植えて良かったと思います。春の白いお花もきれいですよ」(北海道/さなちー様)

hanagokoro花ごころ 花咲ライフ121 シンボルツリー ジューンベリー新緑や花、紅葉など、四季折々の表情を見せてくれるのが樹木の魅力ですよね。今回のアンケートでは、シンボルツリーを選ぶ際にこだわった点をお聞きすると、「花が咲く木」に続いて「実のなる木」にこだわったという人が多かったのが印象的です。お二人が選ばれたジューンべリーは、高木の落葉樹で、純白の花も赤い実も可愛らしく、紅葉もきれいなので、シンボルツリーとしてとても人気が高い樹木です。他に、ソヨゴやピラカンサ、アオキ、ブルーベリーなども実のなる樹木として人気です。また、花を楽しむ樹木としては、ハナミズキやヒメシャラ、サルスベリ、ヤマボウシ。香りを楽しみたいなら、ジンチョウゲ、クチナシ、コブシ、ライラックなどもオススメです。何を一番楽しみたいのかを基準に選ぶのもイイですよね。

家族の節目の年に、記念樹として

男性マーク「20年前に埼玉県にて、ふたりで住み始めた記念に15cmの月桂樹を購入。この鉢植えがガーデニングの入り口で、埼玉県→宮城県→東京都→宮城県へと引越しを繰り返しても連れ歩き、今では170cmくらいになり、剪定を兼ねて葉を収穫しています。そして、今度の宮城県は長くなりそうだったので、ブルーベリーの鉢植えを追加し、こちらも150cmを越え毎年たくさんの実を付けるようになりました。直近では2年前にネコの国へ旅立った子の思い出に、スダチの2年生苗を購入。今年ついに花が咲きましたが、残念ながら実は全て落ちてしまいました。でも木は順調に葉を茂らせているので、また来年の楽しみが増えました。ベランダには他にもオリーブやドッグローズ、ブラックベリーやラズベリー、セージやボケなど、それぞれに植え付けの思い出があり、我が家の意味合いではすべてがシンボルツリーです」(宮城県/ちゃいろ様)

女性マーク「息子が産まれたので、記念樹として義母からバナナの苗をいただきました。2本もらって植えました。しかし、1本は枯れてしまいました。残る一本もなかなか大きくならず心配していましたが、葉っぱも大きくなり、大きく成長しました」(鹿児島県/春ママ様)

hanagokoro結婚や子供の誕生など、家族の節目に、記念樹としてシンボルツリーを育て始める人も多いですよね。“ちゃいろ様”は、記念や思い出を残すために、様々な樹木を育てていらっしゃるんですね。シンボルツリーと言うと、その家のメインになる樹木で、1〜2本のようなイメージですが、確かに樹木ごとに様々な思いが込められているのですから、シンボルツリーは何本あってもいいのかもしれません。それにしても“春ママ様”はお子さんの誕生の記念樹にバナナを植えられたとは、珍しいですね。温暖な鹿児島ならではのセレクトでとても素敵です。ちなみに、樹木にも花言葉(樹言葉?)があるのをご存じですか?例えば、オリーブは「平和」、シマトネリコは「偉大」、コニファーは「不変」です。シンボルツリー選びの参考にしてみてもいいかもしれません。

挿し木で、転ばぬ先の杖

男性マーク「子育ても一段落して妻と最初に行った海外旅行先のハワイで挿し木用の『プルメリア』(現地の検疫機関の検疫証明書付)、を3本買ってきてそのうち白と黄色の2本、根が付きました。その後もハワイに行く度に買って来たり、自分で挿し木で増やしたりして、今は5本あります。特に手入れしているわけでもないのですが、主に初夏に大きな花をたくさんつけます。この花を見るたびにまたハワイに行きたくなります。また、プルメリアは比較的乾燥に強い植物ですが、旅行などで長期間留守にするときの水やりが一番気になります。挿し木で増やせるので、万一枯れた時のために挿し木でバックアップを作っています」(埼玉県/TAD様)

hanagokoro花ごころ 花咲ライフ121 シンボルツリー プルメリアプルメリアと言えば、ハワイではレイにも使われるとても可愛い花を咲かせる熱帯花木。奥様と行かれたハワイの思い出に育て始めたなんて、何て奥様思いの旦那様でしょう!思い出が一杯詰まったシンボルツリーだけに、枯らしたらどうしよう、と心配される人も多いようです。もちろんシンボルツリーは生き物、何が起こるかわかりませんが、“TAD様”のように万が一に備えてバックアップとして挿し木で増やしておくのも良いアイデアですよね。樹木の繁殖には、実生、挿し木、取り木、株分けなどがあり、樹木のタイプによって最適な方法は異なります。少し難しいかもしれませんが、挑戦してみてはいかが?

剪定の苦労と、とんでもない失敗

女性マーク「実家の時から植わってて、最近は、すごく大きくなり過ぎて、困るくらい。シンボルツリーのために、高枝のこぎり、高枝ハサミを新調した。今は、高い部分の枝切りのために、脚立がほしい」(愛知県/らんらんまる様)

女性マーク「毎年、毎年松の手入れは年とともに大変になりつつある」(愛知県/さっちゃん様)

女性マーク「3年前にぶどう棚の下に植えたカロライナジャスミンが2階の屋根にまで届く位に大きくなったので、花後に剪定を主人に依頼したところ、壁際のNTTのネット回線を枝と一緒に切断してしまい、電話もネットも不通になって大変困ったうえに、後日修理代金の請求が来てダブルパンチでした」(群馬県/えっちゃん様)

hanagokoro花ごころ 花咲ライフ121 シンボルツリー みんなにきいた草花と比べれば、樹木、特に地植えの場合はメンテナンスにはそれほど手間がかかりません。でも、庭や鉢植えという限られたスペースで、美しさをキープしながら長く楽しむには、追肥や剪定など最低限の管理は必要です。みなさんがシンボルツリーの管理で欠かさず行っているのは「剪定・整枝」ですが、苦労している人も多いようです。剪定のポイントは、まず切ってはいけない枝と切るべき枝を見極めること。切ってはいけない枝とは、骨組みになっている太い枝やその年に伸びた枝の先端など。逆に、切るべき枝とは、枯れた枝や樹形を損なう枝などです。また、剪定の時期は、花木以外は12〜3月、花木は花芽が形成される時期を避けて行いましょう。それにしても、“えっちゃん様”の旦那様は、切ってはいけない枝どころか、電話回線を剪定してしまうなんて、さぞびっくりされたでしょう。これからは、くれぐれもご注意くださいね。


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