99％と、ほとんどの人が使っている肥料ですが《グラフA》、実際に使っている肥料の種類を伺うと、固形肥料と液体肥料が同じくらい多くいらっしゃいました《グラフB》。恐らく、固形か液体のどちらかを使うのではなく、両者を使い分けていらっしゃるのだと思います。そして、液体肥料を使ったことがあるという人は約9割。肥料やりは、植物の生育状態に合わせて、最適な種類の肥料を与えるのが理想ですが、みなさんが液体肥料を与えるのは、どんな時なんでしょうか？最も多かったのが「常日頃使用している」という声《グラフD》。特に決まった時期ということではなく、植物の状態に合わせて与えていらっしゃるのかもしれません。また、《グラフD》の項目の中には、液体肥料を与えない方がいいケースもあります。それは「植物が弱っている時」で、液体肥料はダイレクトに効くので、弱っている植物には負担が大き過ぎます。例えるなら、入院患者にステーキを出すようなもの！弱っている時は、水やりだけにして様子を見るのが一番です。液体肥料の最大の特長は速効性で、効き目は短期的です。つまり、ゆっくりと長く効かせたい元肥や寒肥には不向きで、あくまでも植物の生長を見ながら、追肥の1つとして使用するのが効果的です。

約9割の人が使ったことがある液体肥料。では、みなさんは液体肥料の効き目を実感しているのでしょうか？効き目を実感している人は7割以上と多くいらっしゃいましたが、「すぐに効き目を感じた」という人は、そのうちの2割程度でした《グラフE》。液体肥料の最大の特徴といえる速効性については、なかなか実感するのは難しいのかもしれません。でも、人間の目で確かめるのは難しいにせよ、液体肥料の成分は固形肥料よりも確実に早く根から吸収されます。液体肥料は、スピーディかつダイレクトに効くだけに、使用方法に注意が必要です。液体肥料はそのまま使えるタイプもありますが、ほとんどが原液を水で薄めて使うタイプ。液体肥料を使いこなすには、まずは定められた希釈率を守ることが絶対条件です。ところが、意外にたくさんの人が、希釈するのが難しいとか面倒だと感じていることがわかりました《グラフF・G》。そして、希釈の作業をラクにするこんなアイデアもいただきました。——「使い終わって空いたシャンプーボトルを綺麗に洗って、そこに詰め替えて使っています。最初に使う時だけ、１プッシュでどれだけの量が出てくるかを把握しておけば、あとはいちいち量らなくてもすみます」（岐阜県／ひろぽん様）——-なるほど！これならとってもラクチンですね。みなさんも試してみてはいかがでしょうか？

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