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ホーム花ごころメディア旬の園芸レッスン鉢植えで楽しむ、はじめての果樹おすすめ果樹その1:コンパクトに育てて、しっかり収穫!「ブドウ」
鉢植えで楽しむ、はじめての果樹
2023.10.01

ブドウ園のような棚がなくても、鉢植えで十分に収穫できます。ここでは、オベリスクに仕立てて、コンパクトに育てる方法をご紹介します。



|植え付け|12月(寒冷地2月中旬〜3月中旬)

購入した苗に支柱が付いていたら取り外し、枝を切り詰めます(右イラスト)。基礎知識の[※1]を参考に、8号鉢に植え付けたら、オベリスクを鉢底までさし込みます。枝を斜めにらせん状に巻いて、オベリスクに麻ひもなどで固定します。


|誘引|4月〜8月

春から初夏にかけて、芽吹いて、花が咲き、やがて果実がつきます。この時期は、茶色い枝から緑色の新しい葉や枝がどんどん伸びてきます。放っておくと枝が四方八方に伸びるので、すべての葉に日が当たるように、バランス良く麻ひもなどで固定します。また、新しく伸びた枝から伸びてくる巻きひげは、絡まりやすいので、切り取りましょう。


|冬剪定|12月〜2月

毎年12月〜2月頃に❶〜❸の方法を組み合わせて剪定しましょう。

❶木をコンパクトに保つため、つけ根の方にある枝を3〜5本残し、その先の枝はバッサリ切る。
❷残した枝のうち、長い枝は5〜9芽残して先端を切り詰める。
❸残した枝は、再び麻ひもなどで固定しておく。


|栽培ポイント(基本管理)|

置き場所
雨に当たると病気になりやすいので、雨の当たらない日当たりの良い屋外。

水やり
水やりはこまめに行いましょう。土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと。

肥料
2月に寒肥、6月に追肥、9月にお礼肥。年に3回与えましょう。

袋がけ
果実に雨や水やりの水がかかると、病気が発生しやすいので、房全体に果実袋をかけておくと安心です。


文中の※印の詳しい説明は共通の基礎知識を参照してください。

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