「液肥なのに有機」が <おいしい>ワケ(1)
花ごころが自信を持ってお届けする『有機プラス液肥 トップワン』と『高濃度フルボ酸活力液 アタックT-1』。今回は、この有機液肥と腐植入りの活力液、それぞれの特徴をご紹介。そして、トップとアタックをダブルで使うことで生まれる、とってもおいしい話をそっと教えちゃいます。
液肥のメリットと デメリットとは?
肥料の形態は、固形肥料と液肥(液体肥料)に大別できます。液肥の魅力は、水で薄めて水やり代わりに与えるだけ!という扱いやすさ。さらに、液肥のメリットは、速効性にもあります。なぜ液肥は速効性があるのかと言うと、最初から成分が水に溶けた状態で、根が吸収しやすいから。そして、植物にとって主食とも言えるのが「肥料の三要素=N(窒素)P(リン酸)K(カリ)」ですが、このうち最も大切な養分が窒素。市販されている液肥は化成肥料ですが、化成の液肥の主成分の窒素は、硝酸態窒素という形で含まれています。この硝酸態窒素は、図①が示すように、土壌中の養分の循環サイクルの最終段階の成分で、微生物の働きによって、最も根が吸収しやすい状態に分解されたもの。だから、根に触れるとすぐに効くのです。
逆に、液肥のデメリットは何でしょう?それは、速効性がある分、効果が長続きしない点です。科学的な理由としては、化成の液肥の主成分である硝酸態窒素はマイナスイオンです。土壌もまたマイナスの電荷を持っています。そのため、マイナスとマイナスは反発し合い、土壌中から流れ出て(流亡して)しまうのです。
そして、そんな液肥の弱点を補うのが、花ごころの『有機プラス液肥 トップワン』です!
自然界では、動物の糞、昆虫の死骸、落ち葉などを形作るタンパク質が、微生物の働きによって分解され、植物に利用されるというサイクルが成立しています。このうち、植物の栄養となる窒素(N)は、有機態窒素、アンモニア態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素などの形態で存在しています。
化成の液肥に多く含まれているのは、この循環サイクルの最終段階、最も分解が進んだ硝酸態窒素。だから効き目が早いのです。