「塊根植物=マニアック」という印象のせいか、栽培が難しいと思われがち。でもコツさえつかめば大丈夫!まずは、カッコ良く育てようとか、立派な株にしようではなく、「枯らさない」ための管理を押さえておきましょう!
まずは、生育型を知るべし!
他の多くの植物同様、塊根植物にも生育期と休眠期があり、それぞれの時期に合った管理を行うことが、栽培の基本です。日本で育てる場合、この生育期と休眠期の時期の違いによって、主に次の3つに分けることができます。
春から生育し始め、気温が高くなる夏に活発に生育。秋、気温が下がるにつれ生育が緩やかになり、冬は休眠する。ユーフォルビア属、パキポディウム属、アデニウム属など。
気候の穏やかな春と秋に生育。暑過ぎる夏は生育が緩慢になり、寒過ぎる冬は休眠する。ユーフォルビア属の一部など。
気温が下がってくる秋に生育し始め、気温が低い冬に生育。春、気温が高くなると生育が緩やかになり、夏は休眠する。オトンナ属、ペラルゴニウム属、モンソニア属など。