アンケート結果
アンケート結果(1)庭土の改良って行う?それはどんな時?
庭で植物を育てている人に、庭の土壌改良を行っているかどうかを伺ってみると《グラフA》、「全くしたことがない」という人は約2割いらっしゃいましたが、ほとんどの人が、庭の土を改良することは大切だと認識していることがわかります《グラフB》。また、どのくらいのペースで土壌改良を行っているかというと、年に1回という人が最も多くいらっしゃいました《グラフC》。その通りで、庭の土壌改良は、年に1回程度行うのが理想的です。特に、ガーデニング作業が少なくなり、多くの樹木や宿根草が休眠期に入る冬は土壌改良のチャンス。実際、土壌改良は毎年冬に行うという人も多いハズです。では、みなさんはどんな時、土壌改良の必要性を感じるのでしょうか?多かったのは、「土質が悪いと感じたから」「植物の生長が良くないと感じたから」という声。コンテナ栽培で使った培養土をリサイクルして使う人は多いと思いますが、庭土だってリフレッシュが必要です。長く植物を育てると、土は固くなり微生物も少なくなり、水や肥料を保つチカラが弱くなって、植物も十分に生長できなくなるからです。土壌改良の効果を伺ってみると《グラフE》、「効果がよくわからない」という人もいらっしゃいましたが、さすがに「悪くなった」という人はゼロ。ほとんどの人が、良い効果を実感しているようです。
アンケート結果(2)土壌改良には何を、どんな風に使う?
庭の土壌改良に使う資材を聞いてみると《グラフF》、最も多かったのが「新しい草花用の培養土」。庭全体に大量の培養土を入れるわけにはいきませんが、植物を植える部分だけ、培養土を混ぜるのはイイですよね。そして、同じくらい多かったのが「腐葉土」と「堆肥」という声。腐葉土と堆肥は土壌改良資材として最もポピュラーです。腐葉土や堆肥などの有機物を混ぜると、細かくなってしまった土の粒がくっついてダンゴ状になり(土の団粒化)、通気性、排水性(水はけ)が良くなり、有機質の効果で保水性(水持ち)や保肥力もアップします。それに、植物の生長を助ける微生物の働きも活発になります。また、それほど多くなかったですが、土壌改良専用資材を使っている人もいらっしゃいました。例えば、花ごころの『らくらく土の改良材』なら、土の上にまくだけで土壌改良効果と肥料効果が得られ、季節を選ばず、植物が植わっている状態でも使えるので、とっても手軽です。いずれにしても、庭の土壌改良は、一度で改善されるわけではありませんが、手をかければ土はどんどん良くなっていきます。植物だけでなく、土も「育てる」という感覚で、庭の土壌改良を行ってみてはいかが?
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