大量に出る刈り草を使って、手軽に堆肥づくり
土づくりに欠かせない堆肥とは、動物の糞や植物などの有機物を発酵させて作られたもの。牛ふん堆肥やバーク堆肥をはじめ、落ち葉を腐熟させた腐葉土なども堆肥の仲間です。土にとっての堆肥の役割とは、言ってみれば人間にとっての発酵食品のようなもので、土の健康維持に欠かせない存在です。人間の手が加わっていない森では、枯れ葉や枯死した植物、動物の排泄物や死骸を微生物が分解することで堆肥がつくられ、土を健康な状態にキープするという自然のサイクルが成り立っています。でも、私たちの庭や畑は違います!植物を収穫したり刈り取ったり、害虫なども駆除するため、森のような自然循環は成り立たないのです。そこで必要になるのが、堆肥など有機物の補給です。家庭の生ゴミなどを専用容器(コンポスター)や電動処理機を使って、自分で堆肥を作る方法もありますが、今回花ごころがご提案するのは、もっと簡単!庭や畑で刈り取った雑草を堆肥にする方法です。
病害虫予防のためにも頻繁に雑草取りをしたいこの季節。大量の刈り草をゴミとして処分するのって結構面倒。でも、花ごころの新資材『草太郎』なら、今までゴミとして捨てていた雑草を使って、安心の自家製堆肥を作ることができます。コンポスターなど専用容器は不要!刈り取った草を庭や畑の片隅に集め、『草太郎』をまいておくだけ。堆肥の素となる腐植を多く含んでいるため、雑草などの分解を早め手軽に草堆肥をつくれます。『草太郎』1袋(1kg)で、45L前後のゴミ袋4袋分の刈り草を堆肥化できるので、雑草取りをするたびごとに利用できます。この時期、次から次に生えてくる雑草を有効利用して、冬場の土壌改良に備えてみてはいかが?
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