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みんなの花咲ライフ
2016.10.01

アンケート結果 つる性植物、育ててる? 好きなつる性植物は何?

花ごころ 花咲ライフ127 つる性植物の楽しみ方

光を求めてぐんぐんよじ登っていくつる性植物は、いろいろな小物やエクステリアと組み合わせることで、お庭を自由自在に演出できます。では、実際にみなさんが育てているつる性植物は?そして活用法は?


つる性植物、どこでどんな風に育ててる?フェンスやトレリスに這わせたり、壁面緑化やグリーンカーテンにと、多彩に利用できるつる性植物は、ますます人気が高まっています。今回のアンケートでもつる性植物を育てている人は65%。3人に1人以上は育てていらっしゃることになります《グラフA》。とは言え、この数字の高さは、アンケートを行った時期が夏だったことにも関係しているようです。なぜなら、夏はグリーンカーテンでアサガオやゴーヤを育てる人が多い時期だからです。その証拠に、つる性植物を育て始めたきっかけは、「グリーンカーテンを作りたい」という理由が最も多いことからもわかります《グラフB》。つる性植物には、一年草で短い1シーズンの間にグングンつるを伸ばすアサガオのようなタイプと、生長と休眠を繰り返しながら、時間をかけて風景を作り出すナツヅタのようなタイプがあります。また、自力で壁などに吸い付いて生長するタイプなのか、または支柱やネットに茎を絡ませてのぼるタイプなのか、そして常緑か落葉タイプなのか?…一口につる性植物といってもその種類は様々。育てる場所にあったタイプを選ぶ必要があります。では、みなさんはどんな風に育てていらっしゃるのかというと…最も多かったのがネットを使ったグリーンカーテン。これはどちらかというと実用性を兼ねたケースかもしれません。続いてはトレリスやアーチなどに誘引しながらというケース。こちらは空間を立体的に演出するという目的が強いのかもしれません《グラフC》。また、つる性植物というと、広い空間がないとムリだと思われている人が多いのでしょうか?ベランダで育てていらっしゃる人は3割程度でした《グラフD》。マンションなどのベランダで、生長が早いタイプを育てると、誘引を忘れていたらあっという間にお隣のベランダにまで侵入しまったということにもなりかねません。でも、つる性植物の魅力は、剪定や誘引をすることで、狭い空間も立体的に演出したり自由にアレンジできること。ベランダに合ったタイプを選べば、素敵な演出が可能ですよ。

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アンケート結果(2)アレンジごとのオススメは?憧れのつる性植物は?庭に立体的な表情を与えてくれる「オベリスクやアーチ」、比較的つるが長く伸びるタイプに向く「パーゴラや壁面」、そして目隠しや日除けになる「グリーンカーテン」…この3タイプのアレンジにオススメの植物を選んでいただきました《グラフF・G・H》。グリーンカーテンには、お馴染みのゴーヤとアサガオ、それに緑色の風船のような実が可愛いフウセンカズラと、夏を代表する一年草が占めました。オベリスク部門、パーゴラ部門には、どちらもつるバラとクレマチスがランクイン。さすが!“花の女王”のバラと、“つる植物の女王”クレマチスだけに、不動の人気と言えそうです。また、今後育ててみたい、あるいは憧れのつる性植物をお聞きしたところ、つるバラでは、「ピエール・ドゥ・ロンサール」「グラハム・トーマス」「アイスバーグ」「アッシュ・ウエンズディ」などの品種。クレマチスの他、トケイソウやカロライナジャスミン、キウイやヒョウタンなども人気でした。

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