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週刊ラジオトーク
2014.07.30

千日紅

今回ご紹介するのは、「千日紅(せんにちこう)」です。夏の炎天下にも負けず、丸い2~3cmほどのボール状の花を次々に咲かせます。花がカサカサとした感触で、ドライフラワーにしても色あせないことから、千日紅いと書いて「千日紅」という名前がついたと言われます。

 

一年草と多年草がありますが、寒さに弱いので、日本では一年草扱いになります。園芸店などに出回る苗は、大体30cm程のものが多いのですが、本来の草丈は30~100cm、中には120cmになるものもあります。花色は、赤紫、赤、ピンク、白、オレンジなどがあり、晩秋まで次々と開花します。

 

鮮やかな赤色の「ストロべリーフィールズ」は、イチゴの実のようなかわいらしい花をつけます。地植えにしても草丈が30cm以内におさまる矮性種「バディー」というシリーズなら、寄せ植えにもおススメ。鮮やかなピンクに先端が黄色の「ファイヤーワークス」は、線香花火のような花で、スパイシーな香りがあります。1m以上に育つ背の高い品種です。

 

苗を選ぶ時は、下の方の葉が黄色くなっていない、葉の色艶の良いものを選びましょう。草丈も品種により様々なので、事前にしっかりチェックしてから購入しましょう。

 

日陰では生育が悪くなり、花がつかなくなります。乾燥に強く、ジメジメとした土が苦手ですので、日当たりと水はけの良い場所を選びましょう。鉢植えにする場合は、鉢底にゴロ石の「鉢底石」を必ず入れて、水はけを良くし、土は栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」。水やりは土の表面が乾くのを待って、たっぷりです。水をやり過ぎて弱らせてしまわないように注意しましょう。

 

ドライフラワーにして楽しむ場合は、良く咲いている花を選んで切り取り、直射日光の当たらない風通しの良い場所に、数本束にし、逆さに吊るして乾燥させるといいですよ。暑さに負けず丈夫な植物なので、初心者におススメです。

 

来週は、コスモスを小さくしたような花「コレオプシス」をご紹介します。お楽しみに。


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