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週刊ラジオトーク
2014.03.19

ペラルゴニウム

今回は、春から初夏にかけて可憐な花をたくさん咲かせる「ペラルゴニウム」のご紹介です。「ペラルゴ」とは、ギリシャ語の「コウノトリ」という意味で、その実が、くちばしのように尖っていることから名前がついたとされています。「ゼラニウム」の仲間ですが、花が5~8㎝と大きい品種が多く、濃い色の斑点模様や縁取りが入る物や、バイカラーなど色彩も豊かです。

 

最近人気の品種は、「エンジェルアイズ」シリーズ。ビオラに似た可愛らしい花を株一面に咲かせ、夏までしっかり開花します。大輪の花を咲かせる「アリスト」シリーズは、とてもゴージャスな印象です。また、原種の「シドイデス」は、シルバーリーフに黒に近い濃い赤のほっそりとした花を咲かせ、クラシカルな印象で根強い人気があります。また、日本で開発された「湘南」シリーズは、暑さに強く育てやすい品種です。

 

お店で苗を選ぶ時は、下の方の葉が黄色くなっていない、花付きの良いものを選びましょう。「ぺラルゴニウム」は土の過湿を嫌い、雨に弱いので、移動できる鉢植えで育てるのがおススメです。鉢に植え替えをする場合は、必ず鉢底にゴロ石の「鉢底石」を入れて、水はけをよくしましょう。土は栄養たっぷりで水はけも良い「花ちゃん培養土」で、根を崩さず、そのまま植え付けて下さい。

 

水やりは、土の表面がカラカラに乾いたら与えます。雨には当てないようにし、日当たりの良い場所で育てましょう。

 

肥料も、3~7月の間は定期的に、ゆっくり効く緩効性の化成肥料「IBのチカラ」を与えると効果的です。咲きおわった花は落ちずに、そのまま黒くなります。そのままにしておくと、灰色かび病などになりやすいので、咲き終わった花はこまめに摘み取りましょう。黄色くなった葉や花の茎もそのままにせず、摘み取って下さい。

 

次回は、春の寄せ植えにもお勧めの『アルメリア』をご紹介します。


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