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週刊ラジオトーク
2013.07.17

イポメア

今回は、美しい葉を楽しむカラーリーフ「イポメア」のご紹介です。カラーリーフと呼ばれ、葉を楽しむ植物はいろいろありますが、その多くは、夏の直射日光で色があせたり、葉焼けを起こしたりして傷んでしまいます。ところが「イポメア」は、直射日光大好き!暑いのが大好き!ですから夏にピッタリのカラーリーフです。夏の間ぐんぐん生長し、晩秋まで美しい葉を楽しむことができますよ。

 

「イポメア」という聞き慣れない名前がついていますが、実は、サツマイモの仲間です。園芸用に品種改良されたもので、秋には土の中にイモも出来ますが、食用には向きません。鹿児島や沖縄以外では花も咲きにくいと言われています。

 

草丈は大体20~30㎝ですが、つるは長いもので1mほど伸びます。葉の形は、サツマイモに似たハート形から、切れ込みの入ったアサガオのような葉、カエデに似た形のものもあります。色は、深い緑からライムグリーン、白の斑入り、赤紫や紫色、黒に近い紫色もあります。

 
苗を選ぶ時は、葉が黄色くなっていない、色艶の良いもので、がっしりした株のものを選びましょう。

 

できるだけ日当たりの良い場所に植えます。鉢植えの場合は、土が湿りすぎるのを嫌いますから、鉢底に、必ずゴロ石の「鉢底石」を入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。水やりは、土の表面が乾くのを待って、たっぷりですが、生長がいいので、夏場は毎日水やりが必要になると思います。肥料は、ゆっくり長く効く「IBのチカラ」を2ヶ月に1回のペースで与えましょう。元気に育っていれば、特に必要ありません。

 
葉色や葉の形の違うイポメアを数株寄せ植えにすると、夏らしい涼しげな鉢が出来上がります。生育が旺盛ですから、地面を覆うグランドカバーとしても使えます。伸び過ぎた時は、切り戻しをしましょう。どこで切っても大丈夫です。黄色い葉は病害虫の原因になるので、早めに切り取りましょう。暑くないと生長が悪くなるので、夏には心強い植物です。

 

次回は、青色の花と銀色がかった葉が涼しげな『トウテイラン』をご紹介します。


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