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週刊ラジオトーク
2018.03.31

ラベンダー

今回は、優しい香りで人気の「ラベンダー」です。春から初夏にかけて小さな花を株いっぱいに咲かせるハーブ、「ラベンダー」は、精油やポプリ、お料理にも利用されます。鎮痛、リラックス、安眠、それに、花粉症の症状を和らげる作用もあると言われています。

 

「ラベンダー」というと淡い紫色が定番ですが、淡いピンクや黄緑色、白い花を咲かせる物もあります。様々な系統があり、花や葉の形だけでなく、香りが強いもの、弱いもの、暑さに強い弱い、寒さに強い弱いなど、性質も異なります。

 

暑さに弱い系統は、太平洋側の東海地方では失敗しがちですので、東海地方で育てるのにお勧めの品種をご紹介しておきましょう。

 

長崎生まれのラベンダー「リトルマミー」は、香りが強く、暑さにも強くて、春と秋、2回も開花を楽しめます。「スーパーセビリアンブルー」は、稲の穂のように花が連なる部分が大きくて茎も長く、濃いすがすがしい香りを放ちます。暑さに強く、2年程で抱えるほどの大株になるので庭植えに人気です。そして、香りは弱いですが、ウサギの耳のような可愛らしい花を次々に咲かせる「ラッフルズシリーズ」は、寒さに少し弱いので、移動できる鉢植えがお勧めです。白い花もありますよ。暑さに強い品種でも、やはり、夏の高温多湿は苦手です。春は日当たりが良くても、真夏の日差しの強い西日が当たる場所は避けましょう。鉢植えなら、鉢底にゴロ石の「鉢底石」を必ず入れて、水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けます。長雨が続く時期は、収穫を兼ねて、込み合っている枝を剪定して風通しを良くすると、蒸れて弱るのを防げます。

 

「ラベンダー」は、蕾と開花したばかりの花、咲き終わりの時期では、香りが異なります。是非、香りの変化も楽しんでみて下さい。

 

来週は、花色が豊富で寄せ植えでも人気の「ネメシア」をご紹介します。


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