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週刊ラジオトーク
2018.01.27

四季なりイチゴ

今回は、「イチゴ」です。クリスマス前からスーパーなどに並ぶイチゴですが、本来、イチゴは寒さにあたって花芽がつく性質がありますから、冬を越して春に花が咲くんです。ですから、果実が実り収穫期を迎えるのは、春、4月~5月です。でも、今回は、春だけでなく、一年を通して花芽がつきやすい「四季なりイチゴ」という物があるので、これをご紹介します。

 

「四季なりイチゴ」は、気温や日の長さにも左右されにくく、春から秋まで収穫できます。特に最近は、品種改良がすすみ、味や収穫量も優れたものが多いので、人気が高まっています。お店ではそろそろ、花付きの苗が出回りますから育ててみて下さい。

 

では、人気の品種をご紹介しましょう。糖度が高く美味しいイチゴをつける「めちゃウマッ!いちご」は、プランターでも手軽に栽培できますよ。形の良い実がたわわになる「デリーズ」は、秋までコンスタントに収穫できます。甘くて食感もよくジューシーで大きな実をつける「ドルチェベリー」。ピンク色の花と赤い実がなる姿が可愛らしい「トスカーナ」は、甘酸っぱいいちごです。お店で苗を選ぶ時は、黄色い葉がついていない、葉の色艶の良いもの。葉の付け根がガッシリとしてグラグラしていないものを選びましょう。

 

この時期は、温室で育てられた苗が多いので、いきなり地植えにするより、鉢植えにして、寒風や雪や霜を避けるようにすれば安心です。底には必ずゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けて下さい。植え付ける時は、「クラウン」と呼ばれる、葉の付け根の部分まで埋まってしまうと芽が出ないので気をつけましょう。花が咲いたら、花の中心付近を柔らかい筆などでなでるようにして、人工授粉をしておけば、確実に果実がつきます。収穫は、糖度が増す朝一番がおススメですよ。

 

来週は、幾重にも重なった花びらが魅力的な「ラナンキュラス」をご紹介します。


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